日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

退職金くらい払ってやれ

マスゾエ知事に「退職金を辞退すべきだ」という都民が多いと言う。
小さい話にこだわり、辞職にまで追い込んだのだから、給料や退職金はきちんと払えばよいと思いますね。

辞職理由も、イノセ氏らとは違い、ごく小さい話だ。
サラリーマンが出張旅費をごまかすことの延長戦上にある、みみっちい金の話。
「職務に背を向けた」とか「賄賂を懐に入れた」などとはかなり違う。

実際に2年以上の期間を職務に費やしたのだから、きちんと払うべきものは払えよな。
「知事がセコイなら、都民もセコイ」と言われてしまいます。

さて、国会議員の皆さんはこれからどうするのでしょうか。
マスゾエ氏が「クロ」なら、皆さんはたぶん全員「クロ」です。
前例を作ってしまったがために、これから国民総出の「あらさがし」が始まります。
政治家ひとり1人が「誰と何を食ったか」を調べることほど、不毛なことはありません。
エネルギーの無駄遣いで、これで喜ぶのはメディアで働く連中だけです。

飽きるほど書きますが、オブチ氏やイノセ氏、アマリ氏が「シロ」なら、マスゾエ氏は「シロ」中の「シロ」だ。
ただ単に「態度が悪かった」だけですよ。
「態度が悪い」くらいでは、給料の減額や退職金の辞退には相当しないと思いますね。

これじゃあ、「国民総活躍」ではなく、「総小さいケツの穴」だ。
語呂合わせまで不味くなってます。