◎メディアの作るウソ 9/20
豊洲新市場に関し、昨日からテレビで始まったのが、「ハンコを押したのは誰？」という犯人探し。
朝から「契約書に石原知事のハンコが押してある」と、鬼の首でもとったような報道ぶりです。
感想は「バカか」。
自治体の外部委託契約書であれば、ハンコ自体、知事室・知事公室など、秘書のトップが持っていて、それを押すのもそこです。
知事が自らハンコを押していたら、年度初めには朝から晩までハンコを押していければならないです。しかも数週間それが続く。
都であれば、億単位の事業だって沢山あります。細かいものまで含めれば一体どれほどになることやら。
それら全部に知事のハンコが押してあります。
まあ、総て確信犯で、とにかく「石原元知事のせい」にしたいから。
齢を取り、「勢いが落ちてきた」と見るや、メディアはそういう弱っている相手を叩く。
過去１週間で、アベソーリについて批判的に報じたメディアが一箇所でもありましたか？
あらゆるメディアは権力者の提灯持ちなのですよ。
なお、決裁書であれば、本人が認印を押します。
だが、既決事項については、何度も詳細を検めたりしません。
それが「組織的運営」ですよ。
地下空間については、課長さんから部長さんの間の「善意解釈」「改善」なんだろうけれど、こんな風になってしまうと、口には出来ない。
一方的に叩かれるし、自分だけクビになってしまうからだ。
自民党都議連をターゲットにするのと同じ論調で攻撃すると、ピントがずれる。
ちなみに、昨日と同じ「ハンコが押してある！！」という論調だったのは、フジ１局。
他はさすがにバカらしさに気付いた模様です。
