日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

(北斗英雄伝)出版準備中です

「九戸戦始末記 北斗英雄伝」は、この5月に、ひとまず連載を終了しました。
長編なので、巻別の配分を考えたり、また、用語等に統一性を持たせるため、冒頭から書き直したりする必要があり、出版準備が遅くなってしまいました。
さらに、副産物(?)として発生した赤虎シリーズを書くのが、思いのほか楽しく、ついつい、こちらを優先してしまいます。
娯楽重視で、ありきたりな展開で構成しているのですが、これはこれで遊べます。
判で押したようなテレビドラマの時代劇でも、それなりに楽しめるのと同じことですね。
赤虎は怪異譚の3部作で、「峡谷の怪物─盗賊の赤虎が鬼と戦う話─」に続き、「無情の雨─盗賊の赤虎が地獄を訪れる話─」が、もう少しで出来ます。
3つ目は、大湯四郎左衛門の大猿退治に、若き日の赤虎が加わる話で、年内には書くつもりです。
時代的には、猿退治編(30歳頃)→鬼と戦う編(40台後半)→地獄編(40代後半で前作の半年後)となります。
 
本編の「北斗英雄伝」の方は、赤虎の2作目を書いた後で、一気に取りまとめ、全編を半年以内に公表する予定です。
分量が多すぎるので、1冊単価を下げるという目的で、電子出版とします。
この辺は、紙媒体なら出版費用が千の桁なので、何とも致し方ありませんね。
紙で出すより少ない投資で、本どころか、電子「出版社」を作ることができますので。