◎「歴史」を無視するのは誰か
韓国兵はヴェトナムで、無差別に民間人を殺したり、女性をレイプしたりしました。
私は1980年から83年にかけて、ヴェトナム難民のためのキャンプで働いたことがありますが、難民には「キムチ」という名の若い娘が沢山いました。
いずれも１９６０-７０年生まれで、その娘の母親は韓国人と結婚したことがありません。
私は単純に名前が「キムチ」ということから、つい「どうしてキムチという名前なの？」と訊いてしまいました。なぜそういう名前にしたか、思いが及ばなかったのです。
その質問に、ある年配の女性が、言葉を選びながら、「キムチが美味しかったから、それを名前にした」と答えたのです。
しかし、よく考えると、ヴェトナム人はキムチなど食べません。
ヴェトナム料理には様々なバリエーションがあり、単調な味の多い韓国料理よりも美味しいのです。
すなわち、寿司が美味しかったから、子どもに「スシ」と名づける親がいないのと同じで、別の理由があったということです。
要するに「父親が韓国兵だった」ということです。
あんな質問をした自分の無知さに、思い出す度にがっくりします。
なお、そういう事情で生まれた越韓の混血児は８千人から数万人の規模でいると言われています。
人数を数えた人がいませんので風評ですが、現実に１万人前後の規模の難民キャンプで、「キムチ」という名を持つ少女たちが少なくとも２０人はいましたので、相当数に上ることは確かです。
韓国人はいつも自分だけが被害者のような顔をしますが、まさに「聞いてあきれる」です。
