日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

◎初夢のあと

◎初夢のあと
 当方の田舎では、初夢は大晦日の夜でも元日の夜でもなく、二日の夜に見る夢のこと。
 正確には旧暦の一月二日だが、二日とする根拠は不明だ。
 ちなみに、八戸藩だと正月は一月二日なので、由来はその辺からかもしれん。
...
 三日の朝に目覚めたが、その直前の夢はこんな具合だった。
 目の前には、ホワイトボードもしくはテレビの放送休止画面みたいなモノトーンのスクリーンが広がっている。
 そのスクリーンに文字が浮き出て来る。
 「  life compan※※※ 」
 ※がはっきり見えないので、考えさせられてしまう。
 「こりゃ何だろ」と首を捻る。そんな夢だった。
 ちなみに、夢にこのスクリーンが出た時には、必ず何かの「お知らせ」がある。府中の馬連最高配当16万馬券を当てたときには、前の晩に「マツケンドラマ」という馬の名前が出た。
 しかし、「ライフ・カンパニー」では生命保険会社だし。
 「ライフ・コンパニオン」で、生涯の伴侶か。ま、普通はコンパニオン・オブ・ライフか、ライフ・パートナーだよな。
 まさか「(あの世への)道連れ」だったりして。
 そう言えば、俺の周りには、生死の懸かる人が幾人もいる。
 「あと2年くらいは死ぬわけにはいかん。念には念のため確かめるか」
 こりゃ神さま仏さま幽霊さまにお願いしないと。
 あの世の住人が出やすい場所に行き、そこで祈祷すればよし。
 手近なところでは大亀沼だ。小鹿野町の旅館で写真に出た女性が、ここでも顔を出したので、たぶん、当方に付きまとっている。
 そこで、取るものもとりあえず、そこに向かうことにした。
 車に乗ってパアッと出かけ、嵐山周りで越生へ。出るのが昼過ぎだったので、着いた時には暗くなっていた。
 池の辺に車を停め、早速、手を合わせる。
 念じることはこう。
 「もし俺が死ぬと、あんたの声を聞き届ける者がいなくなる。そうすればあんたは前と同じに暗闇の中だ。周りには誰もいない」
 「俺が生きていれば、俺に話しかけることが出来るし、俺の目を通じてこの世を見ることが出来る」
 さあ、どっちがいいか、考えてみようね。
 孤独が嫌なら、あんたの力で俺の心臓をもたせろよな。
 
 ここからは、信じるか信じないかはあなた次第
 当方が祈祷を終えた瞬間に、これまで2週間の間、苦しんでいた胸の鈍痛がすっと無くなった。
 おまけに、沼を撮影したら、宙を飛ぶ火の玉が写っていた。

 最後のは冗談で、お線香を立ててご供養したので、その灯りでした。
 水辺なので、火事を出す心配が無く、危険なのは、足をとられて落ちることだけ。

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