日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

◎ガリガリ君のこと。 もしくは、「安倍。この人殺し!!」

ガリガリ君のこと。 もしくは、「安倍。この人殺し!!」
 休日で近所の接骨院も休みのようで、駐車場で職人さんが草むしりをしていた。営業中には出来ないから、こういうのは休日に人を頼んでやらせるのだろう。
 その庭職人がどうみても70歳台の高齢者だった。
 朝の7時台から働いていたが、暑いのとトシなのとで、なかなか捗らない。
 所要があり、何度か前を通ったが、あまり進んでいなかった。
 齢がトシだし、給料だって、普通の人の半分だろうな。
 当方なら15分と持たないような環境での仕事だから、もの凄くキツかろう。

 思わず声を掛けてしまう。
 「暑いから倒れないようにしてくださいね」
 そう言うと、「休み休みじゃないとキツね」との返事だ。
 一時間後に通ったら、まだ半分も進んでいなかったが、顔色が悪くなっていた。
 ヤバイよな、この暑さじゃ。
 たまたまコンビニでアイスを買ったところだったので、その中の1本をそのジーサンに上げた。

 こんな時に嬉しいのは、絶対にガリガリ君だ。
 埼玉の誇る銘菓「ガリガリ君」も、役に立つことはある。
 被災地に持って行って上げられれば、喜ばれるだろうと思う。
 従前とはっきり違うのは、「こうすればいいだろうな」と思うことが、もはや完全に出来なくなっていることだ。そこは障害者になってしまった身の哀しさだ。
 自分がどうやっても出来ないことを自覚すると、うわっつらの慰めの言葉は出せなくなる。
 無言のまま、なにがしかの金を義捐金で送るのが精一杯だ。

 ところで、埼玉三大銘菓は、ガリガリ君うまい棒十万石饅頭だと言う。
 とりわけ、ガリガリ君には「俺の選ぶ人類平和賞」の第2席を上げたいと思う。
 夏場にこれで救われた人がどれくらいいるのか。
 たぶん、今日もひとりのジーサンの心が晴れたよ。

 この平和賞の第一席は故安藤百福氏だ。即席麺が出来たお陰で、何十億人の飢えが満たされたことか。当方は安藤百福氏に「賞をあげなかった」という理由で、ノーベル平和賞はクソだと思う。
 あの「安藤百福」にやらないのに、オバマとかにやっている。
 この後、トランプやキムなんかにやったりしたら、クソ中のクソだってことを自ら証明してしまう。
 平和賞なんて恣意的な賞はやめてしまえばいいのに。

(中略)
 最後にやっぱり、「7月の東京でオリンピックを開こうなんて、頭がどうかしてる」と書いときます。
 安倍。この人殺し!!
 何万人かが声をあげないと、もし再来年にそのまま実施したら、本当に何百人かが死に、何千人が病院送りだろ。
 政治家は基本愚鈍だから、一般人がやいのやいの言わないと腰を上げない。
 自分たちはいつもクーラーのきいた部屋にいるから、炎天下ってのを想像出来ないわけざんす。
 外で草むしりをさせるべきは、国会議員のセンセーたちだと思う。