日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

◎丹田に力が必要(435)

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丹田に力が必要(435日目)


丹田に力が必要(435)

 長い闘病生活で、すっかり体力が衰え、ぷにょぷにょになってしまった。

 丹田に力が入らなければ、腹を据えて原稿は書けない。

 そこで、少しずつプッシュアップ(腕立て伏せ)を始めることにした。

 ろくに筋肉を伸ばさずに始めたら、僅か3回目で首と背中の筋肉が「ピキッ」というか「バリン」というか、嫌な音を立てた。

 「イテテテ。まさか肉離れではないよな」

 情けないこと限りなし。

 頭に来たので、心臓がどうなろうと、今後も続けることにした。

 重い「筋トレ」は禁忌事項だが、この際知ったこっちゃ無い。ま、やれても11月までだし。

 

 首を押さえつつ、神社に参拝すると、彼岸花シーズンなので、その見物から流れて来た参拝客が沢山来ていた。

 人の合間を掻い潜り、迷惑を掛けないように撮影すると、思った通りのことが起きていた。

 数日前に、N湖で「引き上げるからついて来い」と祈祷したのだが、きっちり連れて来ていた。

 なるほど。深夜2時の電話も悪戯ではなく、それだったか。

 「来ています」という告知だ。

 

 「ああ良かった。それなら話が通じる」

 ご供養をすることで、自我を解放出来る可能性が高くなる。

 画像には、様々な人影が写っている。

 慣れていないと判別できないだろうが、「誰にでも分かる」のは、白い人影だ。

 私の右肩(向かって左)に女性の顔の半分くらいが乗っており、また私の肘付近には、細くて白い腕が掴まっている。

 その後ろにも同じように、女性の人影が見えるのだが、こちらは殆どの人が確認できないと思う。

 誰でも分かるのは、この白い女だけのよう。

 

 神殿では、「ここで降りろよ。生前のこだわりを捨てれば、だいぶ楽になる。また最初からやり直すことだって出来るんだぞ」と告げた。

 それから、立ち位置を変えて、右側に移動して再び撮影すると、私の周りの女たちは姿を消していた。

 「大体は分かってくれたか」

 別のヤツが見えているが、私が連れて来た者たちではなく、自らここに集まって来た者だろう。

 ま、一二度で納得してくれるとは思っていないから、これから幾度かご供養を繰り返し、成仏して貰おうと思う。

 一年前なら、こういう「白い女」に寄り添われた日には、かなりびびって恐ろしく思った筈だが、今はまったく怖れを感じない。

 そもそも、私自身が「俺について来い」と言い渡して、連れて来た相手だからだ。 

 正確には「俺に」ではなく「俺たち」で、私の右肩には「巫女さま」、左腕には「トラ」がいると思う。

 「白い女」など、今日の中心的な相手は右側にいるから、「巫女さま」の担当だ。

 

 神社を出る時には、いつもの決まり文句を言った。

  「この世でもあの世でも、何かをして貰ったら、それなりの礼が必要だ。タダほど恐いものはないからな。お前たちの可能なだけで良いから、俺の『この世の滞在許可』を伸ばして置いてくれ。ま、無理は言わんけどね」

 その代わり、私は死ぬまで亡者たちを救う手助けをするし、死んでからもそれは続く。

 

 ちなみに、八ヶ月ぶりに一日に三十枚の原稿が書けた。

 気に入れば、ようやく表に出せる。

 体はともかく、「立ち直っている」という意味だから、少し元気が出た。

 背中は今もイテテテテ。