日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

韓流もいまやヨレヨレ?

私は自他共に認める韓国贔屓。すべて「チャングム」さまのおかげです。
韓流ドラマは恋愛モノ以外は何百と見ています。
たぶん、日本人の多くは、先方の気持ちに関わりなく、自ら勝手に「雪解け」し、受け入れていますね。

でも最近の「韓流」には、贔屓目で見てもおかしなところが。
例えば、キム・ヨナ発言とか。
キム・ヨナさんって、次の世界選手権かオリンピックでは、チャンピオンになりそうな人ではないの?
日本人でも、浅田真央選手が勝てないのなら、キム・ヨナ選手に勝ってほしいと思っている人は多いでしょう。
しかし「日本人選手が邪魔をして・・・」には、さすがにずっこけますね。

横綱やチャンピオンは、なるべくしてなるもの。
相撲に例えると、横綱たる条件の1つは、相手を正面から受け留め、真っ直ぐ押し出して見せる、あるいは寄り切って見せて、その資格があると認められます。
はたいたり、かわしたりは横綱のすることではない。

そう思うと、あれこれごたくを並べ立てるのはチャンピオンのすることではない。それが勝負の前なら、チャンピオンたる資格はなく、多くの場合、勝負には負けてしまいます。
この発言が事実だとすると、キム・ヨナ選手はオリンピックのゴールドメダリストにはなれないのだな、と感じます。

しかし、実際のインタビュー動画を見ると、「日本人選手・・・」とは言っていないようですね。(あくまで編集されていなければの話です。)
メディアは人の関心を惹きつけてナンボの商売なので、大衆の受けを取るために、付け加えたのでしょうか。
メディア界が「下衆野郎」揃いなのは、日韓とも同じなのですね。

WBCを見ていても、やはりガックリ。
勝負事は、「買ったり負けたり」が当たり前。野球であれば、年間160数試合戦い終わった時に、初めてその年の優劣が決まるものです(メジャーリーグの場合)。
野球に限らず、勝負ごとで経験の少ない者の典型的な行動パターンは、「1度や2度勝つと、自分が常に1番強いと思い込んでしまう」というものです。
韓国プレーヤーが、マウンドに自国の旗を立てているのを見ると、「ああまだ高校野球レベル」なんだなと感じます。
成熟した大人のすることではなく、世界チャンピオンにはほど遠い印象です。
やはりアマチュア精神に立脚するオリンピックまでか。

WBCでは、韓国はベネズエラに負け決勝に出られないってのが、この後よくありそうなパターンです。
それ以前に、日本だって米国に負けてしまうかも。
「日韓で決勝」なんてのは、お互い、ちょっと「その気」になりすぎているのではないかしら。
勝負はそんなに甘くはないぜよ。

まあ、こちらも日本人なので、米国(もしくは日本)とベネズエラの決勝を見るより、なるべく日韓決戦を望みたいものです。

勝っても負けても、まず「相手をたたえる」ってのが大人のすることですよ。
この辺、キューバの人たちは立派で、自らの野球に誇りを持ち、さらに加え、相手に敬意を払うことを忘れません。
勝負師ってのは、ひとつ1つの勝ち負けに一喜一憂するのではなく、淡々としているものです。