日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

夢の話 第125夜 病院にて

病院の廊下を進んでいます。
廊下の灯りは、今は懐かしい裸電球で、30~40年か昔に返ったよう。
左右の部屋の様子を覗うと、いずれも傘つきの裸電球です。

どこかの部屋の前の長いすに座りました。
しかし、これから何をしようとしているのか、よくわかりません。
はて。検査か何か?

前の部屋には、小さなベッドが並んでいます。
ここは乳児室?
看護師が3人くらいいて、あちこち見て回っていました。

1人の看護師がベッドから赤ん坊を抱き上げます。
やはり乳児室かあ。
赤ん坊はまだ生まれて間もないようで、本当に赤黒い色をしています。

ここで看護師の服装に気がつきます。
随分、古めかしいナース服を着ているなあ。
まるで戦前。

赤ん坊を抱いた看護師が、こちらに向かって進んできます。
その看護師が出口付近で唐突につまづきました。
「あっ」
転びはしなかったのですが、体が大きく揺れました。
その勢いで、赤黒い何かが看護師から落ち、ごろごろと床を転がりました。
一瞬ドキッとします。
刹那的に浮かんだのは、赤ちゃんの首。
うへへ。勘弁して。

目の前に転がってきたものを見ると、土くれのような塊です。
首ではなく、お尻?
はっとして顔を上げて、看護師を見ると、別に何事もないような表情です。
赤ん坊にもちゃんと首が付いていました。

じゃあ、あれは一体何?
確かめたいけど、何か変なものだったら嫌だな。
下を向かぬように顔を上げていると、ゆらゆらと電球が揺れているのが視野に入ります。

ここで覚醒。
これも全く意味不明です。
前日に愛くるしい赤ちゃんを見たことは見たのですが。
ホラー映画のような設定ですが、どこか淡々と時間が流れていました。

たぶん病気のことだろうと思います。
最近、体調を崩し、不安を感じているのですが、それがそのまま夢に現れたということでしょう。