日刊早坂ノボル新聞

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橋下発言にはビックリ

27日のフジテレビ「特ダネ」に、維新の橋下氏が動画出演していました。
いやはやビックリ。
 
「消費税増税に賛成か反対か?」の質問に、堂々と「反対」と挙げていました。
その理由は、「現行制度の下では反対で、地方税ドータラの制度改変後なら賛成」とのこと。
オイオイ。「レバタラ」はないでしょ。
今、仮定の話をしても意味がなく、「現状からの消費増税以外の論点」はありませんよ。
レトリックをこねるのはお得意の法廷だけにしたら?
この番組は、維新支持者で固められていますが、さすがの「維新バンザイ」軍団も、すっかり退いていました。
昨夜までは「賛成」だったのに、今日は「(条件を付きで)反対」はないでしょ。
 
挙句の果てに、「太陽」合流後の政策のぶれについては、「政治家には清濁併せ飲む度量が必要だ」とのこと。
これって、論理がデタラメじゃね?
それじゃあ、政策の議論は一切不要だってことですよ。
 
この人は、終始、「自分が君主になって、下々を統治する」というスタンスですね。
「とにかく一発やらせろ」というエロ男の姿勢と何ら変わりない。(ここは前項のTPP=ラブホ論の流れで。)
 
つい何日か前までは、明確に「原発再稼働反対」だったのに、今は目標として調整していく方向に変わってます。
そのことを追及されると、「実現不可能なことに固執しても意味が無い」とのこと。
ほんの何日か前のことを、説明なしに不可能と切って捨てる。
国民(今のところ何パーセントかの支持者だけど)も、状況次第であっさり捨てられることになるのでしょう。
 
だって、この人は「王様」になるつもりだもの。
王になれば、その後は誰に諮ることなく、自由に統治できるようになるのです。
 
この番組を見てしまった人は、相当な維新の支持者でも、「余りの食わせ者に、思わず後ずさり」したことでしょう。
オグラさんのひきつった表情はなかなか見物でした。