日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

扉を叩く音  (8)

3月15日0時40分頃の記録です。

灯油を買いにスタンドに行き、キーを付けたまま外に出たのです。
灯油を買い終えて、車の後部に積もうとすると、ドアが開きません。
前の運転席のドアも開きません。
まあ、こんなことは想定内なので、いつも家の鍵束の方にも車のキーの予備を付けてあります。

これを使って開けようとしたのですが、やはり開きません。
鍵穴に差し込んで解除すると、解除された音は鳴るのですが、やはり開かないのです。
助手席側に行くと、こちらは開いたので、こちらから乗り込んで運転席に移りました。
ああ、面倒くさい。
厳寒期ではないので、凍りついていたわけでもなく、つい数分前までは無難に開け閉めできていました。
うーむ。

しかし、次女によると、これらはすべてが「たまたま」だとのこと。
「鍵穴が古くなったりして、微妙にズレが出来るせいだ」と言います。
確かにそういう考え方も一理あります。
「ま、うちの車も古くなったから」
そう考えて家に戻ります。

しかし、きちんと「オチ」も付いていました。
家に戻り、玄関を開けようとしたのですが、鍵を回し終わって、解錠されている筈なのに、やはりドアが開きません。
おいおい。
何かが挟まっている感じではなく、まさに岩か金属の塊のような硬さです。

仕方なく、チャイムを慣らし、息子を起こして、内側から開けて貰いました。
念のため、そのまま息子を立たせておいて、もう一度、玄関から出て鍵を掛け、解錠してみたのです。
今度はドアは難なく開きます。

私独りでいる時が最も多いのですが、家族が見ている所でも起きます。
「たまたま」の割には、頻度が高いぞ。

ちなみに、出先のホテルの浴室や、郷里の実家のトイレなど、場所には関係なくドアが固まってしまいます。