日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

都知事選雑感 (3)

都民ではないので、「都知事選などどうでも良い」立場のたわ言です。
ま、田舎者なので、基本的に東京都も東京都民も嫌いです。
お前ら何様なの?

増田氏は東電の役員だった。
すなわち、東電からお金を貰っていた。
この事実は重く、どういう立場に立っているかは自ずから明らかです。
あらゆる情報の中で、「これだけは重い」と思える事実ですね。

今のところ、小池さんが勝つ感じ。
保守陣営も「ま、仕方ねえや」、「でも自民党員だから負けたことにはならないよな」という心理が働く。
これに対し、「借金王」の増田氏はいかにも難点が多い印象です。
東京は本社機能が集中していることが税収金満に繋がっているが、「本社がある」ことで得た税収が「全部東京都民のもの」とは言い難い。
企業組織全体から吸収しているのだから、「地方にも分けよ」は正当な主張なのに、知事選に出るとなったら、増田氏はまったく言わなくなった。
言うべきことはきっちり言って、落選した方が、政治家らしい生き方だと思いますね。

鳥越氏についてはどう転ぶのか、まったく分かりません。投票率次第?
「ジャーナリスト」はどうにも好かんです。
ところで、成人女性を口説くのは「淫行」ではない。ただスケベなだけ。
正確には「以前はスケベだった」というだけで、日本人男性は全員がこれです。
セックスすらしていないのに、「淫行」とはこれいかに?
文春もこれはマズッたね。実は「御用メディア」だってのをさらしてしまった。
こういうネガティブ・キャンペーンを張られるところを見ると、自民党陣営は「こいつはヤバイ。負けるかも」と思っていることは確かでしょう。
まあ、こういう姿をさらしたら負けるよね。
よほどのことがない限り、増田氏の目は薄い。
となると、これからあともう一段二段、スキャンダル報道を出して来るのかも。

小池氏が他候補への批判・非難を極力抑え、「大政党の狭間に女ひとり」路線を歩むなら、さらに票を伸ばせると思います。
落としどころは、やはりここか。

でもま、東京都民が真面目に考えれば良いこってす。