◎ロンダは大根
WWEのTLCマッチで、日本人のアスカが勝ち、SD王者になった。
(この辺、米国のプロレスに興味の無い人には呪文のようだろうと思うが。)
試合自体はかなりハードで、「痛さ」が如実に伝わる内容だった。
ベッキー・リンチがスチールの脚立の上に投げられるところ、とか。
そのリンチがシャーロット・フレアーを壁に立て掛けた机に投げ付けるところ、とか。
アスカが竹刀でリンチを滅多打ちにするところ、とか。
マジで痛そう。
最後は、何故か別グループであるRAWに所属するロンダ・ラウジーが現われて、リンチとフレアーの脚立を倒したので、アスカがベルトを奪取できた。
「ま、筋書きだろうな」という展開なのだが、そのラウジーの動きがのっそのそで、如何にも「やれと言われてやりました」感がある。
あそこは脱兎のごとく走り出て?フレアーを殴り倒すべき局面だろう。
あるいは、ひとまずアスカを殴り、その後でフレアー、リンチをリング外に放り出す局面だ。
一応、対抗団体なんだし、「誰か」を利するのではなく、3人を打ちのめせば、次の対抗戦が盛り上がる。
でも、ラウジーはのっそのそ出て行った。
大枠のシナリオはあるが、詳細は任されているということだ。
女子の中に立つと、シャーロット・フレアーはひと回りでかくごつい。スティーブ・ウイリアムスを思い出すほどだ。
こんなのとまともにやりあうのは、さぞしんどいだろうと思う。
ま、当方はベイリー選手が贔屓なので、いずれこの選手がタイトル戦に絡んでくれると嬉しい。