日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

◎謎が解ける

◎謎が解ける
 一時、「縞紬の着物を着た女」が出て来る悪夢を延々と観ていた時期があります。
 舞台の多くが郷里のかつての実家で、2階の奥の座敷です。
 夢の中では、座敷の広さが何百畳もあり、かつ実際には存在しない隣接部屋が何十もありました。
 「縞女」は複数の不浄霊が合体したような存在で、悪意に満ちていました。

 母が生前に「あの家には、お爺さん(父)が知り合いに預かった品があるから、分かる人がいるうちに返してちょうだい」と繰り返し言っていたので、今年になり兄に連絡を取って貰いました。
 その品物は「金精さま」で豊穣の神さまです。

 最近になり気づいたことがあります。
 今は倉庫だとはいえ、そこはかつての住居なので、下には神棚があり八幡さまを祀っています。
 家の中に神さまをふたつ同居させているわけです。
 また、「金精さま」自体、家の中に置くものではありません。
 父の知人は、自分の家に置くのを憚り、父に預けたのでしょう。然るべきところに祠を作り、安置しなくてはならないのに、他人に下駄を預けているわけです。
 とんでもないヤツだ。

 神域の周辺には、不浄霊が集まるので、家の中に置くのは不吉極まりないです。私のように敏感な者には直接的な影響があり、これが「縞女」の悪夢を招いたらしい。
 たぶん体調の悪化にも関係していると思います。
 「すぐに返せ」と兄に伝えたのですが、先方は先代の話でもあり、受け取るのを渋っているとのこと。
 数日中に「受け取らないのなら玄関先に置いて来ると良い」と、兄に伝えるつもりです。
 私の「生き死に」に関わる衰運を止めるには、こういうのから直す必要があります。
 春までに間に合ってくれると良いのですが。

 今はこういうのは一発で分かるようになっています。
 (もっと早く気付けよな。)
 ちなみに、元の実家の2階は、私にとって「行きたくない所」のひとつです。なるほど、それは下位ながら「神さま」を置いていたからだと納得しています。

追記)
 叔母によると、「霊感の強いひとには、自分を助けて貰おうと霊たちがすがり付いて来る。そういうのは『自分には助けられない』と断る必要がある」という話です。叔母や叔母の親戚の女性もそうらしい。 これは当方が「ひとの中には、光り玉のように、霊の側から見える者がいる」と言うのと意味は同じです。幽霊は暗いところに独りでいるので、見えるものがあると寄って来るのです。
 こういう現象が「起きるひとだけに起きる」理由はそれだろうと思います。すなわち、霊が寄るのは、あちら側から見える人だけということです。
 きちんと物理現象を伴うことが多いのは、「空想や妄想ではない」と知らしめるためですが、普通はそんなに頻度は高くありません。しかし、私は3年前に「死神」を見てからは、そういう回数がやたら増えており、処置に困っています。
 とりあえず、今は生死を分かつ危機の最中にいるので、ともかくその状況を脱することが先決ではあります。

 不味い点は、もし私の考えが的を射ているなら、「縞女は実在する悪霊」だということです。
 こいつは私には太刀打ち出来ないヤツです。
 私が郷里の実家に入ると、1階は平気なのですが、2階に行くと具合が悪くなります。
 無感覚の人の手で「金精さま」を移して貰う必要があります。