日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

◎桜の上に積もる雪

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三月二十九日撮影

◎桜の上に積もる雪

 20年くらい前にも一度あったが、桜が満開だというのに、今朝は雪がこんこんと降っている。

 

 短歌になりそうだが、うまく浮かばない。

 桜の花は今が盛りだというのに、その花を季節外れの雪が覆い隠してしまった。

 あの人はこの雪をどこで見上げているのでしょうか。

 みたいな筋だと、もろ万葉調のパクリだ。

 咲き誇る花の色香を、真っ白で冷たい雪が覆ってしまう感じが出ればよいのだが。うーん。花を隠す雪もまた美しい。

 

 そう言えば、こんな雪が降った時にあの人が私の肩に「コート」を掛けてくれたっけ。

 今私は独りで震えています。

 これだと演歌になってしまう(笑)。

 

 これが「マフラー」だとフォークソングになる。

 あなたがわたしに「さよなら」と言ったのは、こんな雪の日でした。「風邪引くなよ」とマフラーを巻いてくれたあなたは、今は天国に・・・、みたいな(さらに笑)。

 音を付けると、あざとい内容でも不思議に聴けたりする。