日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

◎古貨幣迷宮事件簿 八月の銭評 A07-A10

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A07-A10

◎古貨幣迷宮事件簿 八月の銭評 A07-A10

 続きです。

 A07 小型五十銭銀貨 60枚組 A

 A08 小型五十銭銀貨 60枚組 B

 A09 小型五十銭銀貨 60枚組 C

 金融機関の袋入りを小分けにしたもの。洗ったものではありません。

 状態良好の品が多いセットです。

 この銭種は銀地金が基準となります。貴金属が高騰しており銀地金のグラム単価は105円(買い取り)となっていますので、この時点で小型五十銭は374円/枚の地金価値があります。実際に売却すると、手数料がかかり、最大2割から2%までの費用が発生します。これは主に「溶かし賃」ですが、重量をまとめると比率が小さくなります。この手数料を仮に2割引いても、概ね1枚当たり300円の地金価値があります。

 このため、売却の下値予定価格は、A~cが各1万8千円となります。

 状態が良いので、極美~未使用級のものを年号別に拾い、あとは地金としてストックするのが最良の選択だと思います。

 ちなみに、雑銭の会に60キロほど提供したのですが、一人で20キロ買った会員がいます。その当時はグラム80円だったので、今はかなりの利益が出たことになります。

 

A10 近代青銅貨 その2

 金融機関の袋に入っていたもの。色変が少ない。下値3千円予定。