日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

御堂観音

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本欄第1話の「よろずの姫」の物語に、亡くなった姫を慰めるために建てられたのが沼宮内の御堂観音だというくだりがありますが、現存する観音様にお参りしてきました。

国道4号線沿いに、小さな看板が立っており、この分岐から細道を入っていくと、その道沿い左側に、当初の予想を越え大きな門が見えます。
階段を上がると、すぐに観音堂となります。
由来書きも無いようですので、説明があればいっそう親しみやすくなるのではないかと思います。

隣には、北上川の源流泉が湧いています。
ここを起点に、はるか2百数十キロは離れた宮城で、海に到達するわけです。
観音堂、源流泉の反対側は、公園となっており、気候が良くなったら楽しめそうです。

4月上旬といえども、さすがにこの地はようやく冬が終わろうとする時期で、観光客はほとんどいませんでした。静かな雰囲気の好きな私には、逆にそれが好印象でした。

沼宮内の名物は蕎麦で、その代表が雉(きじ)蕎麦。
野趣溢れる味ですが、藪仕立ての蕎麦にはよく合います。