日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

メディアが決めることではない

タレントの覚せい剤所持(または使用)事件について。
起訴すべきかどうか、あるいは有罪かどうかは、メディアが決めることではないのでは。

ミリグラム単位の所持って、要するに「へばりついていた」という程度です。
これが所持なの?
誰かがそっと擦り付けても、本人にはわからない量ではないか。

「使った」と本人が言ってるし、髪の毛から出ている。
でも、多く指摘されるように、日時を特定できないのでは、立証したとは言えないのでは。もしこれを起訴有罪に出来るのなら、これを前例として何でも逮捕できるようになります。

たまたま、この女性はタレントですが、法律は誰に対しても同じに適用される必要があります。
人を選んで適用するのは、法の精神にもとります。
メディアはことさら世論を煽り立てているし、これを利用して検察は情報操作を計っているような印象があります。

少し話は違いますが、私は、わずか3辰瞭刺?硫C琶眛擦髻⊆?呂房屬いないことを確かめた上で、赤信号無視で渡った時に、たまたまそれを見ていた警官に掴まったことがあります。この際は、所持品だけでなく、全身をくまなく調べられました。
法を破ったというのが、その理由らしいです。
しかし、本来、信号は「歩行者を守るために」あるのではないでしょうか。
ちなみに、誰一人通らないような町外れの路地でした。
こういう方向に進んでいって貰っては困ります。

この女優の振る舞いは適切ではないけれど、心証に影響を与えるような報道はすべきではないと感じます。
不起訴で経過観察にしないと、国民の不利益の方が増えそうな気がします。
警察や弁護士が幅を利かすような社会は最低です。

もし、この女優さんが常習化しているのなら、またやるでしょう。その時に、しっかり証拠を挙げて検挙すればよいのではないでしょうか。