日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

オバケ電話の話 その4 厄落としに行く

 ひとまず川越大師にお参りをしてきました。
 ここは当家から近いのと、私に合うお寺さんなので、時々お参りします。
 ここで必ず守らねばならないマナーは、鈴を鳴らさないこと。おそらくチリンチリンに近い金属音は一切ダメで、以前、うっかり鍵の束をじゃらじゃら鳴らしてしまったら、現実に、日常では想像できないようなトラブルが続きました。
 よって、駐車場に車を停めたら、金属のものは車に置いていきます。
 
 平日の昼ごろでしたが、境内には数百人くらいの人がいました。
 画像には映っていませんが、後方には年配の方の集団や観光客が沢山いました。
 左手には、中学生の団体も。
 
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 本堂の前で手を合わせ、帰り際に境内の隅っこで厄落としをします。
 
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やり方は次の通りです。
厄を象徴するのは、お金やハンカチで、これを境内のいずれかの場所で人に見られないように落としてきます。
使えるお金の場合は、拾われてしまうことが多いので、せいぜい1円玉か、汚い古銭数枚くらいが目立たず、ちょうど良いようです。私の場合は、ほとんど古銭ですね。
ハンカチでも良いのですが、美観を損ねるきらいがあります。
また、誰かが見つけて、私の厄を拾ってしまっては可哀相なので、目立たない植え込みの陰あたりが良いだろうと思います。  
 
 作法は、境内の隅にそっと置いてくるだけでも良いですが、私は「のど」→「額」→「うなじ」の順に押し当て、十分に厄をこすり付けてから、落とすようにしています。
 他人に見られないこと、落としたら後ろを振り返らずすぐさま外に出ること、が決まりごとです。
 そうなると、神社仏閣の境内に、小銭やハンカチの類が落ちていても、絶対に拾ってはダメです。繰り返しますが、他人の落とした厄を拾うことになりますので注意してください。
 子どもの頃、神社の境内に小銭が落ちているのを発見したことがありますが、長い間、参拝客がお賽銭にしようと考えた小銭を、「たまたま落とした」のだと思っていました。五十円くらいでしたので、小学生の時に、大喜びで拾ったことが記憶にあります。
 いやはや、無知というのはコワイです。
 
 ところで、大師さまを出てから、なんとなく気分がよくなったので、川越名物の鰻を食べて帰ることにしました。
 画像は、天保3年開業のいちのやさん。
 今は鰻の原価が高く、鰻屋さんは全般に大変ですが、こちらは老舗で大勢の客がいました。
 
 
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 蒲重(菊)は3,800円で、今はどこでもこれくらいになってます。
 ずっと病気で寝ていましたので、やはり全部は食べられませんでした。
 
 少し脱線しましたが、このお参りで、うまく厄が落ちてくれれば良いのですが。
 異常な感じが収まらない場合は、さらにお祓いが必要になりそうです。
 
 電話で言われたことが「お参りすればいいよ」という言葉なら、いずれ何かしら状況が良くなってくるだろうと思います。
 しかし、本当にそれなのかどうか。
 一体、何をすれば良いのでしょう。(まだ半信半疑。)
 
 ひとまず体調は小康状態を保っており、少しずつ仕事を再開することにしました。
 すぐに死ぬことはないだろうと感じますが、これがこの数日で起きた最も大きな変化です。