中国人民解放軍の王冠中・副総参謀長は1日、アジア安全保障会議(シャングリラ対話)第4次全体会議で「アジアの安全保障観を樹立し、アジア太平洋の美しい未来を共に築く」と題した基調講演を行った。その中で、王氏は南シナ海の主権争いについて、「中国は漢の時代に早くも南シナ海、特に南沙諸島や関連海域の管理を始め、徐々に完備していった。漢の時代とは紀元前200年、今年は2014年。この方面の歴史的資料や文献は大量に残されている」と表明した、らしいです。
これがまかり通るとすると、以下も成り立ちそう。
7、8百年前には、今の中国全土は、モンゴル人の支配下にあった。
なら、中国はモンゴルに帰属すべき。
「今、そこにある危機」を論じるのに、69年前や2千年前の「歴史」を持ち出す辺りは、「バカ丸出し」です。
なぜこんな頭の悪い軍人なんかに語らせるのか。
中国には、王毅氏のような有能な人材がいるのに。
王毅氏なら、こんなバカ話ではなく、理路整然と「巧妙な作り話」が出来るだろうと思います(笑)。
中国人がなぜ「歴史」「歴史」と言い張るのか。
今現在の話では、自分にとって不都合極まりないからですね。
中国が世界をリードする日は、永久に来ないでしょう。
せいぜいこんなレベルですもの。
まあ、馬脚がゾロゾロ出て、判りよいです。