日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

◎客の入らない店

◎客の入らない店

 立地条件は悪くなさそうなのに、まったく客の入らない商店があります。
 実際に、いくつか細かい難点があるわけですが、そんなに気にするほどのものではなかったりします。
 たとえば、「周辺の交通量が多く、駐車場に車を入れる時に気を使う」とか、「レジのまん前が狭くなっており、並んでいる人の列に接触してしまう」などです。
 商品が良ければ、あるいは安いなら、客が入っても良さそうなのに、まったく人が寄り付きません。
 お弁当なども、「これを380円で出すの?」と疑いたくなるくらいボリュームがあり、実際に食べてみると美味いのに、客が手を出さないのです。
 「なぜ誰も買わないのだろう」と首を捻ってしまいます。
 だが、いざそういう状態になってしまうと、もはやどうにもならなくなるようです。

 たぶん、「流れ」のようなものがあり、いざそれがずれてしまうと、人が寄り付かなくなってしまうのではないかと思います。
 しかし、人が考えて行動することなので、「知覚するのは難しいが、しかし合理的な理由」が必ずあると思いますね。

 もちろん、「気」とか「風水」みたいなものではありません。
 私は「この世には説明できないことがある」という考えを肯定しますが、しかし、占いの類についてはこれらをまったく信じません。
 血液型とか星座とかもまやかしです。
 霊感師やスピリチュアルカウンセラーに至っては、まさに「お笑い種」です。
 ただ単に、人の不安感に付け入っているだけです。

 旅館やホテルなどでも、「きれいで清潔。食事も美味しいし、従業員も丁寧」なのに、なぜか客が来ないところがあります。
 「なんとなく居心地が悪い」とか、「胸騒ぎがする」が重なっているのなら、こちらには別の理由があるのかもしれません。

 具体的に「ここ」と指摘できるように、写真を撮り貯めていますが、さすがに気の毒なので公開は出来ませんね。先ほども、日曜なのに「がらがら」の大駐車場を観て来ました。