日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

扉を叩く音 (続) 9/14

「秋から冬にかけて、深夜、玄関のドアを叩く者がいる」話の続きです。

9月14日午後2時40分頃の記録。
台所で洗いものをしていると、「トトト」と二階の廊下を小走りで歩く足音が聞こえました。
一瞬、「今日は誰か家にいたっけか?」と考えるが、妻や子供たちは学校に出ています。
それに、音はごく軽いもので、大人の足音ではありません。
「子どもだな」
すぐさま、今度は逆方向に「タタタタ」と足音が走ります。

「ああ、なるほど。次女が言っていたのはこれか」

次女は7年前くらい前に、自室のベッドで横になっている時に、6歳くらいの男の子が目の前に立つのを見たそうです。
その子は、二階の妻の部屋の方から廊下を走り、開けたままにしていた部屋の入り口から入って来たとのこと。
次女の部屋は、廊下を上がったすぐのところで、当家を縦断する、いわゆる「通り道」に最も近い位置にあります。

「どうやら、今年はもう始まっているようだ」

例年、「扉を叩く音」が始まるのは、10月の終わりから11月。そこから1月までは、煩いくらい音が続きます。
思い当たるのは、この日は朝から不整脈が酷く、心臓がドコドコドと乱れ打っていたことです。
やはり、あの世が近くなると、この手の現象が頻発するようです。

夜に居間で寝込んでしまい、そのまま15日の午前3時頃まで眠っていました。
眠りから覚めようとすると、外のフェンスが「かたん」と音を立てました。

「おいおい。誰かがフェンスに手をかけて、家の中を覗いているような感じじゃないか」
ま、起きがけなので、思い過ごしかも。大半はそれです。
それから部屋に上がって来たのですが、暗い部屋の中でPCの画面が煌々と点いていました。
電源を落とし忘れていたわけですが、それを見越して、早めに待機画面になるように設定しています。
プログラムの更新やウイルスチェックが働いた履歴はありません。

「まるで、今さっき誰かがキーを触ったばかりの感じだよな」
椅子の向きも変わっていましたので、実際に妻か長女が何かを検索したのかもしれませんが。

もし、あれが始まっているのなら、今年は長く続きます。
まずは、あらゆる意味で体調をコントロールすることが必要で、これが良好であれば、心神耗弱による幻視幻聴が出難くなり、さらに、あの世との接点も遠ざかると思います。
どうか、「声」が聞こえたりしませんように。

いざ「カサコソ声」が始まると、写真にも「この世のものならぬ姿」がバラバラと現れてしまいます。
そうなると、「気のせい」「心神耗弱のせい」で逃げることが出来なくなり、追い詰められてしまいます。

こちら側で、「物音」や「声」が聞こえる時は、向こう側からもこちらを感知できる状態だということではないでしょうか。
もし、話を聞いてくれる相手がいるのであれば、その相手に向かって話し掛けます。
こういう現象が起きる人には、それが「どんどん増えて行く」と聞きますが、これはそういう理由からだろうと思います。

追記)
外のフェンスの音は、気温差で金属が収縮したことで生じたものと思います。
窓を開けていましたので、物音が聞こえやすい環境だったようです。
ちなみに、外にいる物音の主(この場合は扉を叩くヤツ)が、窓から押し入ったりすることはありません。
律儀なもので、あの世の住人が入ってくるのは必ず出入り口からで、しかも、住人が自ら招き入れたり、背負ったまま入ったりする時に限られるようです。