日曜は家人と一緒に宿谷の滝に行きました。
あれから考え直したのですが、「自分はひとにものを頼んだことが生涯一度も無い。それならあの世に祈願することだって似つかわしくない」と思うようになりました。
ま、小説のほうがちょうど怨霊やら祟りやらの局面なので、その影響が強いのでしょう。
そこで、滝の入り口で「色々と未練はあるだろうけれど、皆さんは向かうべきところに行って下さい」と念じることにしました。
要するに「ご供養」です。
もちろん、心臓病による発症が峠を過ぎたので、そういう心持ちになるわけではあります。
穏やかに眺めると、綺麗なところですねえ。
休日ですので、沢山の高齢ご夫婦や、蟹取りの家族が訪れていました。
こちらの心境が整っていると、異変は起こり難いです。
ミスト反射みたいなのが少々出たくらいでした。もちろん、水滴のかたちや六角形をしたものは水蒸気への反射のことがほとんどで、まずは自然現象です。