日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

◎穏やかな場所に還る

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「宿谷の滝」で撮影

◎穏やかな場所に還る

 画像は「宿谷の滝」のもの。地名を書いてもこの地の住民に迷惑が掛からぬようになった。

 初めて訪れたのは、平成二十七八年頃になる。

 当初は何となく「誰かに見られている」感覚があった。

 だが、そういうのはあまり気にしない。

 

 家人を連れ、訪れるようになったが、次第に異変が始まった。

 その多くは「声」だ。

 週末には子供連れが沢山来るが、平日にはあまり人が来ない。

よい観光資源なのに見物客が割と少ないのは、駐車スペースが少ないせいもある。

 

 冒頭の画像は平成二十八年のものだ。枚数を撮影したので、初めから終わりまでを時系列的に追うことが出来る。 

 入り口から参道に入った時には、ほとんど何も出ていないのだが、滝周辺に着くと白い煙状の玉が写るようになった。

 数分の内にその数が増えるのだが、ある一瞬から総て消失する。

 結論を先に書くと、こういう場合の「煙玉」は、「空気」と「水気(水蒸気)」、「光」の関係によって起きる。気圧に変化があり、周囲に割と豊富に水がある時に写りやすい。

 高地に上ったり、森の中に入ったり、地下室や洞窟に入ったりした時に、時々写る。

 この手の画像は誰のアルバムにも、幾枚か混じっていると思う。

 私は「蒸気玉」と呼んでいるが、基本的に自然現象だ。

 

 たまに自然現象とは言い切れぬケースがあるが、形状が少し異なり、玉の周囲に放射状の筋が伸びている。正確には「内側から外側に伸びている」のではなく、周囲の空中から筋が集まり、球状に結集する。

 この手のものを「説明のつかない煙玉」と分類している。

 「説明のつかない煙玉」には、内部に「眼」や「顔」が見えることがある。

 この他、「説明のつかない煙玉」が現れる場合には、他に「電線か稲妻のような光が走る」ことや、「煙が充満する」、「(対象物被写体の)かたちが著しく歪む」という特徴がある。

 

 この滝には、以前はあの世に繋がる「穴」みたいなものが開いていて、その前では犬が固まったり、あるいは気が違ったように吠えていたりした。その方向に何かがいたらしい。

 常時、人の話し声が聞こえていたが、現実には見物客がいなかった。

 

 最近では、声も聴こえぬし、不審な出来事がまったく起きない。

 ご供養はして来たが、そのせいではないようだ。

 もはや「穏やかな場所」になっている。