◎宗教の勧誘
学生時代に、アパートの自室でテレビを観ていたら、扉をノックする音が聞こえました。
時計を見ると、夜中の12時を回っています。
「こんな時間に」と思いつつ、出てみると、外に立っていたのは女性2人でした。
両方とも21、22歳くらいで、シャツにズボン姿。そこそこ綺麗な2人連れです。
「今晩は。夜遅くすいませえん」
これが実に清楚な感じで、可愛いわけです。
しかし、最初は「学生か」「どこの出身か」みたいな話題でしたが、じきに「神さま」の話に移って行きます。
おいおい。宗教の勧誘かよ。
そこで「あまり興味が無いし、もう遅いから」と言って帰って貰いました。
後から考えると、そのアパートにいたのは大半が学生だったのに、総てを訪問していたわけではなく、ノックしたのは当方の部屋だけでした。
すなわち、そこにいるのが学生で、田舎から出て来て、一人で暮している、みたいな情報を予め持っていたわけです。
たぶん、大学のキャンパスで名簿みたいなものを収集して、勧誘に転用したわけです。
ま、新興宗教にとって、学生は一番のターゲットです。
「神さま」の言い回しでキリスト教系かと想像したのですが、実際のところは分かりません。
昨日刑死した麻原は、当時まだ28歳くらいなので、あそこはまだ始まったばかりですねえ。
しかし、2人連れだといっても、若い女性2人に男の部屋を戸別訪問させるのはどうなんでしょうか。
相手によっては、「とりあえず中で」と言い出す男もいそうですから、勧誘するほうもかなり危険です。
でも、おそらく外には、監督みたいなオヤジの信者がついていると思います。
小奇麗な姉ちゃんたちだと思って、いざ中に入れたら、ドドドと男たちが押し寄せる段取りではないかと思います。
ま、若い男向けの釣り餌は女性で、その逆はイケメンです。
繰り返し書きますが、かなり可愛い女性たちでしたよ。
信じるものを持っているので、溌剌としています。
しかし、ひと度、教会・道場に行ったら、もちろん、洗脳が待っていそう。