日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

◎白河の関

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白河の関
 3日前に、郷里に戻る途中で白河の関に寄りました。
 ここは9百年前の関所で、江戸時代には所在が分からなくなっていたほど昔の遺跡です。
 館跡などは大きく、かつては立派なつくりだったことが分かりますが、今は白河神社に名残を残すのみとなっています。
 春から秋にかけては訪れる人も多いと思いますが、今は閑散としています。

 その頃は、南は白河付近まで奥州全域が藤原氏の領地だったとのこと。
 藤原氏と言えば平泉ですが、その周辺だけではなく、現在の福島の南まで支配が及んでいたわけです。
 鎌倉武士とすれば、ぜひとも攻め落として自分のものにしたかったでしょうから、義経は格好の素材になったことだろうと思います。
 白河はその最前衛地なので、最初に攻められ、焼かれたのでしょう。
 今は何一つ分からなくなっているわけですが、どんなドラマがあったことやら。