日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

平穏な日々、でもないような

毎年、春先から夏場は誠に「静かな時期」で、オバケの類はあまり姿を現しません。
おそらく、新緑が芽吹き、生命力が旺盛になる季節だからではないかと思います。
霊的現象も10月の終わりごろから2月辺りまでが騒がしく起こる時期ですが、春夏はそういう現象があることも意識しません。

ところが必ずしも、全然無いというわけでもないようです。
昨夜から夜通し原稿を書き、昼前近くに居間の長椅子で仮眠を取ったのですが、うっすら気がついてみると、隣の部屋でなにやら足音が聞こえます。
「泥棒では」
空き巣が入るのは午前中が多いということで、人がいても気づかない状態であれば家捜ししていきます。
子どもたちが登校した後、玄関のドアの鍵をきちんと掛けていなかったかも。
しかし、思考の方は起きてきているのに、体が言うことをききません。金縛りというほどではありませんが、全く動けない。
隣室の物入れの引き出しを開ける音がはっきり聞こえますので、家の中に何者かがいるのは確かです。
家捜しはそれからしばらく続き、押入れを開ける音も聞こえました。
こりゃ完全に泥棒だ。

ところが、物音はその部屋からいったん廊下に出たのですが、その廊下からドアを開け、居間に入ってくる足音がしました。
ドシン、ドシンというはっきりした音です。
眼を開けてその方向を見ると、そこには・・・・。何もいません。
なんだ、オバケじゃん。
じゃあ、別に慌てることもないな、と改めて眠りました。

小1時間くらいして完全に目が醒めたのですが、隣の部屋から2階まで家の中を点検してみても、泥棒に荒らされた気配は全くありません。
ただ、廊下と居間を隔てるドアが開いていただけでした。

夢うつつの中ですが、夢は夢、現実は現実と区別がつく体質(?)ですので、間違うことはありません。
この時期では珍しいことですね。