日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

スプーン曲げ

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「スプーン曲げ」は霊的現象ではなく、霊界とも全く関係がないのですが、身近に曲げられる者がいます。

昨夜、食器洗いをしていた娘が息子を叱りつけました。
「だめだよ、○○○○。スプーンを曲げないでって言ったでしょ!」(○○○○は息子の名前)
これに息子はいかにも迷惑そうに答えます。
「オレのせいじゃないよ。勝手に曲がるんだよ」
どれどれ。
ありゃりゃ。本当に曲がってら(写真)。

そういえば、しばらく前にも「オレはスプーンを曲げられる」とかナントカ言ってたな。
息子によれば、別に「曲がれ」と念じたために曲がったわけではなく、スプーンの方が気まぐれに曲がるのだと言います。
何日か前、友達どおしで互いに「曲がれ」と唱えつつ擦ってみたけれど、その時には曲がらなかった。
「でも家に帰ってみたら、曲がってたんだよ」
それ以来、時々、勝手に曲がっているとのこと。
おかげで、息子の給食用のスプーンにはまともなものがありません。
息子は小三で非力です。まだ指の力でスプーンは曲がりません。

「自由に曲げられるようになったら、トーサンに言えよ。お前をテレビに出して大儲けするから」
そんなことを言ってみたりもしたのですが、もちろん冗談ですよ。
スプーンを曲げて、人生まで曲げるなってことで。
大体、物珍しいうちは散々もてはやすけれど、飽きれば次にはウソツキ呼ばわりするのがテレビ的手法だし。
仮に自分の意思で曲げられるようになっても、小心者の息子はカメラの前では上手くできんだろう。
「詐欺師」、「ペテン師」。
わめきたてるリポーターが目の前に見えるようです。
カメラを回してるお前らの方が、丸っきり香具師そのものなんだよって。