日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

夢の話 第62夜 エントランスにて

深夜、高層マンションの玄関を入ると、2番目の自動ドアまでのエントランスが予想外に長く、15旦瓩ありました。
まずはインタフォンで知人を呼び、開けてくれるように伝えました。
そこでふと脇を見ると、暗がりに何か2つの光が見えます。

眼を凝らすと、何か動物がしゃがんでいるようです。
次の瞬間、その動物が起き上がり、駆け寄ってきました。
灯りの下まで来るその動物は、なんとジャガーです。
こりゃまずい。

2、3歩後ずさりすると、ジャガーは鎖で繋がれていたらしく、跳び付く寸前にガシャっと音を立てて止まりました。
危ないところでした。

直後に自動ドアが開き、友人が現れました。
「びっくりした?ここはガードマン替わりにコイツを飼っているんだよ」
「腰が抜けたよ。立ち位置によっては届きそうだから、かなり危ないのではないか」
知人は苦笑い。
「最近はやたら強盗が多くて、ここでもこの1ヶ月で何度か被害が出たんだよ。それでオーナーがねえ」
しかし、よりによってジャガーとは。

小1時間ほどで友人宅で所用を済ませ、帰ろうとしたのです。
1階でエレベーターが開くと、玄関の動物のことを思い出しました。
また、同じ場所を通り、同じように飛び掛られてはたまらんな。
非常口から出よう。

エレベーターの脇を曲がり、後ろの非常口へ。
ここもエントランスと同じように、自動ドアは2回になっています。
ガラスの外はうっすらと明るくなってきているようです。
最初のドアが開き、数歩、前に進みました。
すると、上の方から「グアッ」と声が聞こえます。
見上げると、そこに居たのは、ナント体長が5旦瓩ありそうな大鷲でした。
今度は私にもじゅうぶんに届く距離です。

大鷲は間髪入れず、嘴で噛み付こうとしました。
とっさの事で、私は左手で鷲の首を掴み、ぎゅっと絞ります。
鷲の動きは止まりますが、手を離すとまた攻撃してきそう。
しかたなく、鳥の首を絞めたまま、力が弱まるのを待ちます。

今日はエライことになってるなあ。
左手に力を入れ、右手も添えさらに首を絞っていきます。
そうそうオマエの思うとおりにはいかないよ。

ここで覚醒。
心理状態を表すか、予知夢の1種だろうと思います。
コンサルタントには敵が多いので、こういう夢を見るのも致し方ありません。
ま、常に心構えも準備もしているわけですが。