◎夢の話 第760夜 蛇
28日の午前4時に観た夢です。
湿地の中を歩いている。
水面から草が上に伸びており、下がよく見えない。
自分なりに気をつけながら前進する。
「あっ」
叢から一匹の蛇が飛び出て、俺の方に跳ね上がる。
俺は咄嗟にその蛇の首を掴んだ。
「何だこりゃ。気持ち悪いかたちをしているな」
まるで、深海魚かわらすぽみたいな顔をしていた。
そいつは俺に向かって、顎を「わにわに」と顎を開閉し、威嚇している。
首元を掴んでいるが、胴体は自由だから、そっちが俺に絡み付こうとする。
そこで俺は、尻尾の方も掴むべく、真ん中を足で踏んで、尻尾に手を伸ばした。
「ありゃりゃ」
驚いたことに、そっちにも頭があった。
長い体のどちら側にも頭がついていたのだ。
「一層、気持ち悪いな。殺してしまおう」
俺は二つの首を握り、思いっきり締め上げた。
(ここは夢なのだが、現実の私も両方の拳を強く握り締めていた。腕が吊るくらい強く握ったので、少し覚醒に向かう。)
三分ほど締め上げると、蛇がようやくぐったりした。
「ま、これくらいで死んだだろ」
腕も吊ったことだし、そろそろ放してもいいか。
蛇を下にぼとんと落とす。
すると、その瞬間、その蛇はもう一度飛び上がった。
先ほどは「死んだ振り」をしていたのだ。
蛇は俺の腹に食いつくと、腹の中にぐいぐいと入り込んだ。
「なんてこった。内臓を食い破られてしまいそうだ」
うろたえ慌てるところで、覚醒。
昨今のお腹の不調から、「わらすぽみたいな蛇」は、「病気」の象徴だろうと思います。
改めて振り返ると、九月以降に「危機が来る」というのは、七月の終わり頃から予期していたことで、私が見ていたものが正確だったことが分かります。
そうなると、確実に今の状況は「命に関わる」事態だと分かりますが、それと共に、「予見できるなら、対処法も見付かる可能性がある」と思います。
もし、そこまでのプロセスを発見出来るなら、一年後にはこの国で最高の呪術師になっているだろうと思います(苦笑)。
ま、「一年後」があるのかどうかは微妙です。
改めて、「予見が当たっていた」ことには、自分自身もびっくり。
なんてこった。頭が痛い。