日刊早坂ノボル新聞

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◎現代のマリー・アントワネット

◎現代のマリー・アントワネット

 群衆が宮殿の外に集まり、口々に叫んでいた。

 その声が昼食を楽しむ王妃と貴族たちの許に届いた。

 王妃 「あの者たちは、どうしてあんなに騒いでいるの?」

 貴族 「王妃さま。下々の者たちは、今日食べるパンが無いから、どうにかしてくれと叫んでいるのです」

  すると、王妃はいつもの屈託のない笑顔を見せた。

 王妃 「そんなことで?パンが無いならお菓子を食べればいいじゃないの」

 

 これとそっくりな話が最近起きた。

 現代の王妃 「公園での花見を自粛すべきだと言うなら、レストランでやればいいじゃない。早く道化師たちを呼んで」

 

 マリー・アントワネットの名誉のために言えば、アントワネット本人は、現実には「お菓子を食べればいいじゃないの」などとは言っていないそうだ。

 これはあくまで庶民が想像で拵えた話だ。

 

 現代の王妃も、現実にはこんなことを言っていない。

 「公園でなくレストランだから問題ない」と言ったのは、ダンナのほう。

 でも、「公園での花見」だけでなく、「会合」を自粛してくれと言ってるのは政治家たちだ。道化師(芸能人)を集めて会食するってのはどうなんだろ。

 貴族たちと似たような末路を辿らないように「祈ります」。

 

 でも、「昨年の画像」という説もある。

 もしそうなら、「悪意ある捏造」になる。でも、そういうのをはぐらかすのは得意技。

 ま、ダンナさんが「昨年のですよ」ではなく「あれはレストランだった」と言うのだから、本人にそれが事実だったかを確かめているということ。