日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

◎参道の真ん中を通ってはならない理由

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令和三年二月一日撮影

◎参道の真ん中を通ってはならない理由

 神社の参道についてよく言われることに、「道の真ん中を通ってはならない」ということがある。

 その理由は、概ね「そこが神さまの通る場所だから」というものだ。

 実はその理由付けは正確ではない。

 正確な言い方をすると、「道の真ん中はあの世の者(幽界を含む)が通るところだから」だ。

 

 入念にお務めをしている神社には、あの世の住人が集まって来る。

 これは「救済を求めて」ということだろうから、悪いことではない。

 実際、強力な霊気の流れ(通り道)が出来ている場合があるが、これは必ずしも中央とは限らず、その神社によって位置や本数が異なっている。

 だが、参道の中央部分が「幽霊の通り道」になっているのは、どの神社でも同じだ。

 

 この世の者とあの世の者はプラスマイナスの関係にあるようで、前を遮ると、少なからず煩わしく思うようだ。

 先日の画像でも、それを示す分かりやすいものがあった。

 参拝客が多いので、この時は仕方なく、内門の真下(中央)に立って前を撮影したのだが、画像には私のものだけでない手指が複数写っていた。

 「お前、ちょっと邪魔くさいよ」「前を遮るんじゃない」

 のような声が聞こえて来そうだ。