日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

◎ベビメタで和む

◎ベビメタで和む

 体調が少し良くなり、ようやく机に向かえるようになったが、キーを叩く間のBGMは常にベビメタだ。

 ライブ音声なので本数が沢山あり飽きない。また、幾度も聴いていると細かいことが分かって来る。

 

 観客を煽る時に、スクリーム(お囃子)担当の二人が叫ぶ。

 ゆいメタル 「しっだんぷりーず」

 もあメタル 「どんびーけあふる」

 え。前は "Sit down please."だろうけど、後のは "Don't be careful." なのか?

 「座って!」 (後でジャンプさせるための伏線だ。)

 「注意しないで」

 うーん。

 

 誰か(複数)も同じことを書いていた。

 ケツを下ろすのに「注意するな」とはどういうこと?

 「気楽にいきましょ」なら "Take it easy." あたりか。

 でも、そこが子どもっぽくて可愛らしい。

 この手のが各所にあるから、オヤジやオバサン、ジーサン・バーサンにはたまらんらしい。

 海外では、高齢者も沢山来るそうだが、そういう客にインタビューすると、やはり、娘や孫を見ている時の気持ちになるそうだ。

 それで、「リンリンリン・・・」でも、ジジババが「泣く」。

 

 逆に、そういう流れが嫌いで「ヘイター」になる者も多い。

 ベビメタが嫌いで嫌いで、ファンに嫌がらせをするために会場に行くそうだ。モッシュの時にファンを殴ったりするらしい。(ま、ネタが半分だろ。)

 それを聞いて、「切符を買って会場に入るのだから、それもファンのうち」だと思った。

 嫌いでたまらないから、CDを買っては皆で聴いて、それを折るとのこと。それなら、もはや完璧な「ファン」だよな。「買わずにはいられない」なら、紛れもないファンだ。

 

 印象が善かれ悪しかれ、ベビメタは「絶対値が大きい」ということだが、つくづく「怖い」と思うのは、現状でどれひとつ欠けてもコンセプトが成り立たなくなってしまうことだ。

 前の子ども二人が大人になったら、かなりヤバい。

 既に、「ダンスと表情」が別格の一人(ゆいメタル)が怪我で辞めたから 、今でも微妙になっている。

 ま、一二年内に「レディメタル」に変わるのだろうけど。

 

 ところで、「アカツキ」の「伴奏がピアノだけのバージョン」は、私のような「ごろつき」でもほろっと来てしまう。

 この曲は、コーディネイターが「Xジャパン」へのオマージュとして構成したので、「紅」風の味付けになっている。

 大体、初めに「アカツキだああ」と叫ぶところも「紅」そっくり。(というか、似てるのはそこくらいだが。)

 ピアノ伴奏バージョンにはこの部分が無いから、歌詞と曲調が合うのは、このバージョンだと思う。

 オヤジ・オバサン向きはきっとこれだ。

 リスナーの層が決定的に違うから、「X風の味付け」は不要どころかマイナスに働くと思う。コーディネイターの好みらしいが、もうXは卒業しろ。

 助かるのは、70台でも会場に聴きに行くらしいから、堂々と「俺はベビメタの『俄かリスナー』death」と言えるところだ。

 

 ま、私の贔屓は「泡玉フィーバー」や「かくれんぼ」ですけど。

 今や娘や孫を心配するくらい「ゆいメタルの今後」を案じている始末(さすがに苦笑)。

  「ライブの方が百倍良い」と聞くが、実際そのようだ。

 ライブの最後は必ず、"See you."で終わる。

 すうメタル "See you."

 ゆいandもあメタル 「しーゆー」。

 これを聞く度にグラっと来る。

 

 ところで、 "Don't be careful."ってわけには行かないが、体調がかなりましになって来た。

 ヨレながら神社に通っているうちは気持ちが暗くなるばかりだが、普通に「立って歩ける」ようになると幾らか希望が出て来る。