日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

◎少しコワい展開に

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少しコワい展開に

 このひと月に何が起こったかは、SNSやブログに書いた。

 これについては、「俄かには信じられない」、「ちょっとおかしいんじゃないか」と、思っていた人も多いと思う。

 実際、他人が話すことなら、私でも「かなり退く」。

 大体、そういう人は、その後で「だから私と同じ信仰を持つべきだ」という言葉が続くからだ。

 (でも、そういうことは一言も言ったことが無いので、念のため。土台、「私と同じ」は無理な話だ。)

 

 だが、起きている事態はこう。

 持病については詳細に記して来たので省略するが、「心臓」「腎臓」がもはや治らない水準で、他にも常時、内臓に腫瘍が出来る状態だ。

 いつも診断書に書かれる項目はざっとこれくらい。

 

 「脾臓、胆のうの腫瘍」:二十年以上前から苦しんでいたが、ある出来事をきっかけに良くなって来た。これは一年くらい前から痕跡だけになった。

 「大腸の腫瘍」: 二年前には酷い下血をするほど。

 「前立腺肥大」: 時々、ズキッと痛みが走る。

 「精巣の血種」: 左の睾丸に痛み。

 

 まず内臓関係については、「腎臓」以外は総て完治した。

 精巣の血種あたりはともかく、更年期の男性なら前立腺が肥大するのはほぼ当たり前なのに、これも縮小した。

 脾臓、胆のう、大腸に至っては、あくだけ苦しめられ、救急センターの常連になっていたのに、すっかり治ってしまった。

 医者に思わず、「マジですか?」と言ったほどだ。

 

 だが、本番はこれからだ。

 心臓には弁膜症があり、四つの弁のうち三つに異常がある。

 このため、私は走れない。顔色も常時悪い。

 動脈血と静脈血が混じるので致し方なし。

 この症状の進行状況はⅠ~Ⅳに区分されるのだが、これが前回のⅡからⅠに改善された。

 

 もっと驚くのは腎臓だ。

 腎臓はほとんど機能していないので、私のような患者は次第にサイズが縮小して行く。これは治療を丁寧に行えば行うほど進むそうだ(縮小する)。

 医者の話では、「ちょっとかなりレアなケースなのですが、逆行していますね」ということ。

 逆行?逆行って何?

 これは「病気の進行に対し、逆行する」という意味らしい。

 本来は、小さくなるはずの腎臓が、「今は大きくなっている」ということ。

 

 心臓と腎臓は「治る余地がない」と言われて来たので、さすがに驚く。内臓系は「治療はもういいです」と断り、鎮痛剤だけを処方して貰っていた。

 特に「いずれもこのひと月の内に治ったか、改善された」ようだ。

 

 私には「思い当たるふし」が一つだけある。

 だが、それはちょっと「コワい筋」の話だ。

 後で「ツケを払う必要がある」のを知っているから、尚更だ。

 御堂さまは「心臓と腎臓は治せない」と言っていたので、治ることはないにせよ、ここが改善しているのは本当に不思議だ。

 

 もし「思い当たるふし」の通りであれば、私の死後に待っているのは、「亡者のツアーガイド」「三途の川の渡し守」「お迎え(死神)」になるということ。

違うのは表象だけで、いずれも意味は同じ。

 

これまで何となく想像していたことが、少しずつ現実味を増して来る。

「何故、アモンやイリスが私をスルーするのか」という理由はこの一点だと思う。要するにいずれ必ず仲間になるし、もはや相手をよく知る立場になっている。

(もちろん、小説や映画の展開とは全然違うので、念のため。ああいうのはあの世のことを知らぬ者による純然たる作り話だ。)

 

今後はより一層、「現世利益を頼まぬ」ことを徹底する必要がある。

「病気の治癒」よりも、もっと簡単にくれるのが、「金」や「名誉」だ。

いつも繰り返し、「運は頼まない」「他力を請わない」と言うのは、「あの世の力を借りると、死後にそのツケを払わされる」からだ。

 

 ちなみに、重い病気になってから、慌てて神仏を拝んでも何も変わらない。しきたりに盲目的に従っても同じこと。欲望や願望とは無縁の状態から、「目を凝らして見て、耳を欹てて聞く」姿勢を続けることで、自己免疫力が高まる。

 その先の選択については何も言えない。頼もうと頼むまいと、「先が決まっている」者には、どんどん手を出して来る。これは見た目の良し悪しとは別の意味があったりする。

 「病状が改善される」から、良いことを意味するとは限らない。