◎二月十日の宿題
たまたま思い出し、再度点検してみた。
二月十日撮影のこの画像には、中央に黒い人影(胸から下だけ)が写っている。
そこにのみ気を取られていたのだが、上部には何かよく分からないものが写っている。
最初は黒い人影の頭の部分かと思ったが、どうやら違うよう。
白い上着(またはコート様)から、実際にそこにいる神職かとも考えたが、内部の舌の部分が見えており、そこに人(生きた)はいない。
そこで、これだけを抽出して、観察してみることにした。
どうやら、後ろ向きの女性のよう。
この女性はこちらに背中を向けているが、右手にある「何か」の方に視線を向けている。
では、その「何か」とは何なのか。
視線の先を辿って行くと、右側にはイリス(女の幽霊)が立っている。
完全に目視できるのは、「紙垂の中に穴が開き、そこから眼が見えている」という状況だけだが、確実にそこにいるのは疑いない。
そもそも神棚の神垂に穴があることは無し。
以上は、あくまで「想像や妄想」の産物なのだが、なるほど筋がある。
イリスは昨年十一月二十三日に私を発見した。
その時点では、ある男性に憑依していたのだが、それを止め、私の方を見るようになった。
つい最近、私の家まで来て自身の要望を伝えた。
イリスの出現は十日近く続いたが、私が要望を理解し、それを叶えた。
その見返りが、持病の改善だった。
ただの妄想の域の話だが、現実にあり得ぬことが起きている。
それも、現状の改善に結びつくのであれば、別段、それでよいと思う。
先に貰う側になるのは「後がコワい」のだが、今回は私の方が先に提供している。
もはやイリスたちは、怖るるべき存在ではなくなった。
あとは同じ側に立てるかどうか。もし同じ側なら、これほど心強い味方はいない。