日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

誰かが通る

裏の家とは、柵と庭が間にあるだけで、通路はありません。
ところが、裏の家では、通行人が通る度に点灯するライトを庭の一角に取り付けています。
このライトは、当家の1階から2階へ上がる階段からはよく見え、灯りが点く度に当家の階段付近が明るくなります。

昨夜私は、夜中じゅう仕事をしていました。
2時頃に、コーヒーでも飲もうと階下に降りようとしたら、裏の家のライトが点滅しています。
「何あれ?」
窓を明けて見ると、庭の中が明るく照らし出されています。
眼を凝らして見ましたが、別段何もいません。
灯りの方は少し経つと自動的に消えるのですが、また十秒くらいすると、点灯します。

裏の家では、深夜に誰かが庭に入り込むので防犯用に取り付けたのでしょうか。
しかし道路からは、当家の家の周りを通るか、隣家からフェンスを越えて入り込まないと、その庭には入れません。

この件について妻と話をしましたが、私の意見は、人の気配はそこが「オバケの通り道だから」。
当家では裏側に面した窓や階段に、お祓い用の、米・小豆と粗塩が置いてあります。
そちら向きに写真を撮影したら、オーブが写りこんだことがあったせいです。

妻の意見は、「野良猫が入り込むから」。
どういうわけか、裏の家とそこの隣の家の間には、猫やカラスが異常にたくさん集まります。
でも、深夜に野良猫が入り込むのを防止するために、防犯ライトを取り付けるでしょうか。
その家の前の住人は5年くらいで引っ越しましたが、「オバケが出るから」という噂が立ちました。
しかし今の住人に「何か変なことが起きていますか?」とは聞けませんね。

裏の家では、夜間、庭に面した窓は全部閉め切っています。
これでは実際に時々泥棒が庭に入り込んで、隙を窺っているというケースもありそうです。
ともかくも現実に庭で物音がするから、防犯ライトを取り付け、窓を閉め切っているということなのでしょう。