今朝方の夢です。
仮眠を取っていると、なにやら胸が重く、首が苦しくなってきました。
眼を開けると、胸元に女がいて、私の首を掴んでいます。
「なんだコイツ!」
小柄な若い女でした。
女は私のことを凝視し、私の首を締め付けていました。
「ワタシのことを忘れたか」
忘れるも何も、見たことすらない女です。
私の体の上に馬乗りになり、首を絞めているのですが、左側の手の方が力が入ってます。
「この女、左利きだ」
状況にそぐわないようですが、私の頭は比較的冷静でした。
左利きの女なんて知り合いにいたっけかなあ。
女の力とはいえ、次第に苦しくなってきます。
「いい加減にしろ!」
私は、女の左右の眼に親指を当て、ぐいぐいと力を入れました。
しかし、女の手の力は弱まりません。
いよいよ苦しくなり、親指に力を込めると、眼窩に親指がめり込んでいきます。
しかし、眼が潰れようとしているのに、女の力は弱まりません。
コイツ。オバケじゃん。
「南無妙法蓮華経・・・」
なぜか題目を唱えていました。
ちなみに私の実家は曹洞宗なので、基本は念仏です。
一心に題目を唱えながら、女の顔を抑えていますが、女が私の首を絞めるのをやめる気配はありません。
ぶすぶすと私の指が、女の頭にめり込んでいきます。
「オレがくたばるのが先か、コイツの頭が潰れるのが先か」
ぼんやりと考えているうちに、次第に意識が遠くなっていきます。
ここで覚醒。
心理的な背景を持つ夢ではなく、どこかで悪霊を拾ってきた感じです。
そういえば、このところ食器棚の皿が落ちたり、誰もいない部屋で物音がしたりしていました。
私一人ではなく、妻や娘が一緒にそれを見聞きしています。
すぐにお祓いをしなくてはなりません。