日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

掴まりそうになる

先ほど、居間で仮眠を取っている時に、長女にゆすり起こされました。
「トーサン!」「トーサン!」
これでようやく体に力が戻ります。
「目を開けたまま、叫んでたよ」
長女の言によると、私はばっちり目を開け、「うーん」、「あああ」と叫んでいたとのこと。

「何かに取り憑かれているみたいだったよ」
そうかあ。

最初、夢の中では、私は小さな板間に座っていました。
すると、戸の向こうに人の気配を感じます。
いかん。性質の悪い悪霊だ。

しばらくじっとしていましたが、ふと気付くと仕切り戸が開いており、悪霊が近付いて来るのが見えました。
また、あの女だよな。この女はたまに夢に現れては、悪意をむき出しにします。
全身が真っ黒で、顔の表情などは見えませんが、やはりかなりの悪意を感じます。
女はズルズルと足を引き摺って間近に来ました。
「ああ。掴まってしまう」
しかし、まったく動けません。

右腕を掴まれる感触があります。
このままこの悪霊の領域に引き摺り込まれてしまうのか。
苦しい。
「ううん。ううん」と唸りながらもがきます。

この時、私と女の間に、割り込む者がいました。
20歳くらいの若者で、武者姿。
若者は悪霊の腕を掴み、留めようとしています。

しかし、この悪霊の力はもの凄くて、私から引き離すことが出来ません。
「うーん」「あああ」
あまりに苦しいので、さらにもがいていたところ、長女にゆすり起こされたというわけです。
半ばは覚醒している状態で、目を開けて天井を見ていました。もちろん、目で見えている天井のほかに、同時進行的に悪霊との格闘が続いていました。

板の間はトイレみたいな場所だと認識していたのですが、今になってみるとあれは根城の一室ですねえ。
前回訪れた際も、板の間に寝かされた女性(死んでます)が起き上がってくるという悪夢を見たので、その続きなのかもしれません。
とりあえず、明日はお祓いに行きます。

この次あたりは本当にヤバそうです。もう根城には行きません。
もちろん、体調が悪いせいで悪夢を見た(目を開けたままですが)のかもしれませんが、ひとまず念のため。