明けましておめでとうございます。
今年は辰年です。
「昇龍元年」の今年は、私にとっては縁起の良い年ですので、積極的に活動したいと思います。
まずは「無情の雨─盗賊の赤虎が地獄を訪れる話─」のダイジェストを、ＨＰに公開しました。
赤虎シリーズは短中編で構成されていますが、赤虎は、まさに私の分身でもあり、思い入れのある作品です。
好きな人はとてつもなく好きだが、嫌いな人は「ちょっと･･･」の毒薬ですので、コンセプト自体も作者本人に近くなってます。
「九戸戦始末記 北斗英雄伝」全４巻は、取りまとめの最中で、第１巻が最終校正段階に至りました。
電子書籍を予定していますが、図書館用に印刷物も数百部程度作ることになっています。
手作り同様の進め方をしていますので、遅々として進みませんでしたが、今年の前半には４巻とも公表できると思います。
盛岡タイムス紙では、赤虎と厨川五右衛門が交錯する「雪の降る朝に─盗賊の赤虎が最期を迎える話─」が進行中です。年末年始に盛岡を訪れた時、紙面ではちょうど伊勢屋前で２人が戦う場面になっていました。
私的には、五右衛門よりも、アウトロー赤虎の方が好きなようで、戦闘シーンでは２人の視線が錯綜してしまい、若干読みにくくなっていました。
少しスピード感が出るかと思い、攻守取り混ぜて書いたのがいけなかったようですね。
赤虎シリーズも今年中に書籍にまとめますが、オーソドックスな語り口に書き直す必要がありそうです。
