日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

オバケ電話

この1か月半は体調不良にて、家で寝たり起きたりの生活です。
このところ、連日、昼に電話がかかってきます。
15回は来るでしょうか。
 
半分は携帯関連会社からで、今の携帯機種が使用不能になるため代替機と交換するという連絡です。
その他は、多く無言電話。
先日、家にいた妻が2度電話に出ましたが、何も言わなかったとのこと。
当家の電話は掛けてきた相手の番号が出る設定なので、同じ相手であれば、把握できます。
公衆電話でも、場所はわかるので、どういう人が掛けてくるかは、想像できます。
 
平日の昼に、家にいるのは私1人。
携帯の勧誘は「他社に乗り換えます」と伝えたら来なくなりました。
それでも、何度か電話が鳴ってます。
面倒くさいなあ。悪戯に付き合っている暇はないぞ。
こう考えて、大体は無視します。
 
一昨日は、昼過ぎにたまたまトイレに起きた時でした。トイレの中で1度鳴り、トイレを出たところで、また鳴りました。
その時、ついうっかり電話に出てしまったのです。
「もしもし」
相手は黙っています。
しかし、完全に無音ではなく、混線した時のように、複数の話声が錯綜して聞こえています。
話しかけられているようにも、聞こえます。
しかし、今どき、混線なんてないよな。
 
「ちっ。またか」
舌打ちをして、受話器を置きましたが、いつもの悪戯とは少し違うような気がしました。
嫌な感触が背筋に走ります。
「これって、オバケ電話じゃね?」
直感ですが、電話をかけてきたのは、私自身の携帯からのような気がします。
この時、携帯は家のどこかに置いてありました。
自分の家の中にある携帯から、ハウステレフォンに電話してくるのは、幽霊以外にはできない芸当です。
 
また、拾ってきたかあ。
私はいわゆる憑依体質というものらしく、行く先々で良からぬものを拾ってきます。
いつも、すぐにお祓いをして、お寺にお参りに行くのですが、概ねそれで静かになります。
さっそく、柏手を2つ叩きました。
 
でも、「かやかや」とささやくような声がまだ耳に残っています。
何か悪いお知らせでなければ良いのですが。
明日にも大師様にお参りに行きます。