日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

夢の話 第169夜 最大の凶夢

土曜日は息子が試合のため(部活)、3時ごろから弁当の仕込みをしました。
当家ではお弁当がある前日は一大イベントで、おかずを全品下ごしらえから作ります。出来合いの品は、梅干しだけになっているのです。
息子が「6時台には家を出る」と言うので、5時半にはお弁当を作り終え、熱を冷まします。
夜中じゅう起きていましたので、ここでようやくテレビの前で横になりました。
この夢はその時に見た夢です。
 
夢の中でも、まったく同じ場所(居間のテレビの前)で、仮眠を取っています。
(ああ。やはり寝ちゃったんだな。)
眼が覚めていきつつあるようです。
すると、突然、床が大きく揺れ出しました。
それも一気に2メートルも横滑りするような大きな揺れです。
どどどど。
地震です。しかも、かなり大きい地震のようです。
天井がゆっさゆっさと揺れています。
がっしゃあん。
ついに家が壊れだしました。
こりゃいかん。このままでは潰されてしまう。
なんとか這って、外に出ようとしました。
窓の近くまで来た時、天井板がバラバラと落ちてきました。
家の横柱が折れ、頭の上に「ごん」と当たります。
 
気が付くと、家は半壊の状態でした。
名かはぐしゃぐしゃですが、一応、半分くらい屋根が残っているようです。
外に出てみると、前の家並みは全滅で、総て倒壊していました。
「ひとまず残っていると言えるのは、うちだけなんだな」
家の後ろ側に回ると、こっちはもっとひどくて、当家の境目から先は十メートルくらい陥没して崖になっていました。
百㍍四方もあるような大きな穴です。
 
さてこれからどうしよう。
この有り様では、生き残っている人はきっと私1人です。
しょうがない。
使えそうな物でも探そう。とりわけ、必要なものは食糧だ。
がれきの中に分け入ると、出てくるのはくだらないものばかりです。
息子のキックスケーターやら、自転車。(なぜ家の中にあるの?)
現金や金貨。(この状態ではまったく役に立たない。)
 
ここでハッと気づきます。
こりゃ夢だな。だって、キックスケーターや自転車は、息子がごく小さい時の物で、とっくの昔に捨てた品だもの。
こりゃいかん。
家(とりわけ自宅)が壊れるのは、良くないことが起きる前兆です。
昔、この夢を見た時には、事務所荒らしに入られ、後始末に散々苦労させられました。
ちょっとやそっとではない大きな打撃を受けるのが、この夢のお知らせです。
 
今年はまたもや試練の年になるのでしょうか。
そう言えば、健康面ではまたガクッと落ちそうな悪い予感があります。
きっとこれに関連した夢ですね。
病気になり働けなくなれば、経済的にも困るでしょう。
まずいな。とにかく対策を考えないと。
 
ピンポーン。
ここでチャイムの音が鳴り響き、目が覚めました。
インターフォンを取ると、モゴモゴという声でよく聞こえません。
玄関に出てみました。
ドアの外には、若者が1人立っていました。
「家の改装のご案内に来ました。壁の吹付塗装で外観がこんなにきれいになります。ほら、こんなに・・・」
見本を出そうとするのを遮ります。
「今は寝てたところから他所に行って」
タイミングが良すぎ(または悪すぎ)だよ。
 
「最悪の夢を見た」と家人に告げると、「夜に地震があったからじゃないの?」との返事です。
しかし、実際に地震があったのは深夜のことで、私が仮眠を取ったのは朝方です。
では、地震の影響ではないですね。
本当に嫌な感じです。