日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

夢の話 第261夜 馬と鰐

朝方に観た夢です。

気がつくと競技場の中にいる。
あるいは、競馬場のコースの中だ。

「よおし。始めるぞ!」
号令が掛かり、パッと入り口が開く。
その入り口から、数十頭の若駒が走り出てきた。

「うっひゃあ」
馬に蹴り殺されてはたまらないので、スタンドの近くに逃げる。
上に跳んでみるが、壁が高くて届かない。
(こっちに走って来るなよ。)

競技場の真ん中には、男たちが立っていた。
皆、棍棒を持っている。
馬群が競技場の中を走り回っており、男たちの近くを通った。
すると、男たちはサッと馬に駆け寄り、棍棒で馬の頭を殴った。

馬がバタバタと倒れる。
「あれま。殺しちまうのかよ」
倒れている馬たちに近寄ってみる。
馬は生きていた。
男たちが手加減して、死なない程度に叩いたのだった。
なんとなくホッとする。

「おい。何やってんだ!」
遠くからオレに声が掛けられる。
「え?」
顔を上げると、周囲には倒れた馬だけで、男たちはその場から遠ざかっていた。
「早く逃げろよ。殺されるぞ」

いったい、どういうこと?
頸を長く伸ばして、周囲を見回した。

「バグッ」と大きな音がする。
びっくりして、音のした方を見ると、馬の姿が何か大きな口に呑み込まれようとしていた。
「うわあ!」
倒れた馬たちにかじりついていたのは、鰐だった。
それもとんでもなく大きな鰐だ。
「こいつらは、現代の鰐じゃあないな。なんだっけな。恐竜時代に生きていた鰐の名前は・・・」
アリゲーターやクロコダイルじゃなく、ええと、「ディノサウルス」?
あるいは「ディノスクス」だっけか。

おいおい。今はそんなことを考えている場合じゃない。
オレは20辰梁猟垢鮖?掴未燭舛、餌として与えられた馬群の中に立っているのだ。
こりゃ、ここから逃げ出すのは容易じゃないぞ。

ここで覚醒。

DVDを観た後に寝込んだので、少なからず影響があった模様です。
そのDVDが、エロ・グロ・暴力が売り物の「スパルタカス」。
競技場はそのせいでしょう。
しかし、鰐や馬は何かを象徴しているのだろうと思います。
ごく普通の夢らしい夢です。