日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

夢の話 第262夜 エレベータで自動小銃

夕食後、少し寝入ってしまった時に観た短い夢です。

気がつくと、エレベータに乗っている。
大きなエレベータで、20人くらいが乗れそう。
オレの他には、ビジネススーツの3人が乗っている。

扉が開き、若者が2人乗って来る。
いかにも「くせの悪そうな」悪ガキだ。
「こいつらが何か変なことをすれば、殺そう」と考える。
(この辺は夢なので極端だ。)
すると、後ろ腰にスタンガン、ベルトのバックルに隠しナイフの感覚が生じる。
バックルは半分が取り外せ、展開するとナイフになるタイプだ。

2人はオレに背中を向けて立つ。
オレの視線がきつかったことが影響したのか、2人は何事かをコソコソ話している。
急に2人揃って振り返ると、2人で殴り掛かって来る。
2人はいわゆる昏倒強盗で、いきなり殴って相手を昏倒させ、金品を奪う輩だ。
3、4発あちこちを殴られる。
スタンガンに手を掛ける。

エレベータの扉が開く。
そこに立っていたのは、軍服姿の男だ。
手には小型のマシンガンを持っている。
中の者がいっせいにその男を見る。
男はK国軍の兵士だった。

兵士はいきなりマシンガンを撃ち始める。
ドドド、と音がして、人がバタバタと倒れる。
(そういやあ、こいつらはベトナムで民間人を虐殺したんだっけな。しかも考えられないくらい残虐に。)
マシンガンで脚と手を撃たれるが、致命傷ではない感じがする。

オレの前には2人いたので、銃弾の大半はそいつらが受けた。
折り重なって倒れ、2人の下敷きになる。
頭の中では、全く別のことを考える。

「中国人が愚かなのは、かつて自国が占領された時、最前線にいたのは、K国兵や日本の田舎の若者だってことを知らないことだ。そのK国兵と共闘しようというところで、反日なるものが利得のためのウソッパチだってことが歴然だろ」
ま、知っているが、あえて利用しているということなんだろうけど。

エレベータの中が静かになる。
全員が撃たれてしまったのだ。
オレは2人の体の下で、まったく動けずにいる。
「この腐れK国兵士が、1人ずつ止めを刺していく性格かどうか」
頭の中でゆっくり考える。

ここで覚醒。

「かつての戦争の時、真っ先に最前線に送られたのは東北地方の次三男だ。そういう田舎者とか、チョーセンの者が前に立たされたのだ」
祖父は、徴兵で戦争に送られた東北の兵士で、生前こういうことを語っていました。
前進しないと、後ろに立っている青年将校に射殺されるので、必死で前に出たらしいです。
戦後、復員船に乗ったら、後ろで脅していた将校たちが生き残って、船に乗っていた、とも。
それが戦争です。

死ぬ夢は良い夢のことが多いらしいですが、何とも言えない感じです。