「夢幻行」の紙面掲載予定作品です。
掲載順などは、状況に応じ変わる場合があります。
作中の登場人物の氏名は、あくまで創作です。実在の同名の方とはまったく関係ありません。
所詮は「夢の話」です。
◆第7夜 治療
俺アサカ・リュウジは、薬物依存症の治療のため、ある病院を訪れた。
そこの担当医は、催眠術と仮想現実体験を組み込んだ治療で、俺が薬物を忌避するように仕向ける。
それは昔の記憶の中から、嫌悪感や恐怖感を呼び覚ますアイテムを抽出し、これと薬物のイメージとが重なるようにする治療だった・・・。
比較的最近、この「夢の話」に記載したものですが、話としてまとまっているので、これを書き直しました。
以下、どんどん続きます。