日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

「夢幻行」 第9夜 春雪列車 (ご案内)

盛岡タイムス連載中の「夢幻行」の続きです。
2月の終わり頃からの予定ですが、ややホラー味が勝っているので、他の話と差し替えるかもしれません。
連載は朝刊で、読者も朝からコテコテのホラーは読みたくないだろうと思います。
ブログの「夢の話」でも、あまりに怪奇な内容の場合は、中断したり保留したりしています。

さて、「春雪列車」の概要は次の通り。
3月になってから降った春の雪で、「こたつ列車」が運行の途中で停止します。
雪崩か土砂崩れで線路が塞がったためです。
復旧には6時間を要することになり、乗客の4人はこたつを囲んで、「それぞれの人生で最も怖かった話」を、輪番で話すことにしました。
ひとり1人の感じた恐怖とは、一体どんなものだったのでしょうか。
ここから先は、4話のオムニバスとなります。

さて、「こたつ列車」は三陸の名物のひとつで、テレビドラマでも扱われたようです。
その辺、私はほとんどテレビを見ませんので、ほとんど知りません。

季節のこともあり、この「春雪列車」あたりが、掲載可能なラインぎりぎりだろうと思います。
電子書籍にする時には、読んだ後に思わず後ろを振り返ってしまいそうな恐怖小説や、その解毒剤も入れ込むつもりです。