日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

(日高・飯能) 69回目の参拝(/100)と高麗鍋

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今日はいくらか体調が良かったので、高麗神社の参拝に出掛けることにしました。
まあ、三寒四温ではありませんが、体調の方は「二良五不良」なので、用心しいしいです。

先に、高麗駅の近くを通り掛かったので、寄ってみました。
しばらく前に、家人と2人で訪れ、駅前の売店に寄ろうとしたのですが、生憎閉まっていました。
土日はやっているようですが、平日は不定休の感じです。
ひとまず駅を訪れ、車を停めます。
平日なら送迎用スペースに15分程度停めても大丈夫だと思います。

売店に入ると、左側が食堂でした。
正面のレジで「生蕎麦はやってますか?」と尋ねたのですが、「やっていません」という答えです。
私と家人は、生蕎麦とか焼きそばなど、B級以下?グルメで、田舎駅の生蕎麦を食べに遠くまで出掛けたりします。
もっとも、「グルメ」は正確な表現ではなく、味は不味くとも結構です。
給食で食べたようなカレー、とか、醤油味の強い月見蕎麦、など、ノスタルジアや、もの悲しい感じを覚えさせてくれるだけでOKです。
昔を思い出させてくれる「不味い生蕎麦」が食べたいのですよ。

さて、狭いのに閑散とした食堂です。
生蕎麦が無いとなると、何を食べりゃいいの?
「メニューはあっち」
韓国語訛りのある女性が案内してくれました。
壁には「親子丼」とか様々な品目が書いてありました。
「何が美味しいのですか?」と訊いてみました。
「高麗鍋とか」
高麗鍋?この近くに住んでいるのに存在を知りませんでした。
「高麗鍋うどん、とか」
韓国風に辛いと、今の体調ではキツいかな。
「じゃあ、親子丼をお願いします」
すると、女性が首を振りました。
「今日は親子丼が出来る人が来てないんです」
なるほど。前に見かけたあのオジサンのことだな。
「じゃあ、何が出来ますか?」
すると女性が言うには、「高麗鍋か、高麗鍋うどんか、高麗鍋とライスのセット」

だはは。要するに「高麗鍋を食え」ってことですね。
「では、その高麗鍋とライスのセットをお願いします」
ちなみに「ライスのセット」は「高麗鍋定食」とは違うものらしいです。
先に「定食で」と言ってみたのですが、「それは出来ないけど、ライスとのセットなら出来る」という答でした。

画像は、駅前と売店、その中の食堂と「高麗鍋とライスのセット」です。

まず付け合せのキムチを食べてみたのですが、これが正調韓国キムチでした。
脳天がチリチリするくらい辛いです。
高麗鍋は見た目はチゲ鍋のようですが、野菜がたっぷりで、キムチと、おそらく朝鮮人参の何かが入っている模様です。
鍋の方はそれほど辛くはありませんでした。

金属の箸と金属のスプーン。
いずれも柄が長いのは、韓国では器を持ち上げないから。
日本や中国のように持ち上げて食べようとすると、柄が長いので不便です。
脇に別の器と、レンゲが添えてあったのですが、冷ますためか、クッパみたいに混ぜて食べるためか、あるいは、こちらは持ち上げて食べるためだろうと見ました。
辛すぎないように調整すれば、美味しく食べられます。

懐かしいですね。
東京の練馬に住んでいた頃は、韓国人のオバサンが1人で切り盛りしている料理店によく行きました。
そこのオバサンは親切で、ビビンバの美味しい食べ方やキムチの漬け方を丁寧に教えてくれました。

テレビやネットのニュースを見ていると、自然に嫌韓になります。
ニュースの報道の仕方が「腹立たしく思う」ように書かれていることと、一部の扇動屋(ネトウヨ)が先頭で盛んに旗を振るからです。
ニュースにいちいち過激なコメントを付けている人は、大概は少数の同じヤツです。
ネットニュースを開けば、必ず先頭にそいつの罵り言葉があるので、読む人はそういう世論があるのかと錯覚しそうになるわけですが、実はごく少数ですよ。
しかし、日中韓で同じことが行われているので、三方で罵っているように聞こえます。
相手のことを実は知らなかったり、事実を確かめようとせずにものを言うと、結局は罵り合いになってしまいますね。

直接、相手の顔を見て話すと、かなりの面で関係が改善されるように感じます。
あの練馬のオバサンのことを思い出したら、最近高まっていた「嫌韓感」が少し鎮まりました。
ま、私の場合は、直接接した韓国の「カスみたいな留学生」が原因なので、すぐに嫌韓に逆戻りするでしょうが。

高麗神社での祈願は、「日中韓を含め、この世の浅知恵の者が、少しはましになりますように」でした。
神社の境内では、罵り言葉は厳禁なので、「愚かなヤツ」とか「バカ」という言葉は頭に思い浮かべるだけでもいけないようです。