日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

街で見かけた言葉 その2 「ディラ」は「ベロ」のこと

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春休みの息子が郷里の「祖父ちゃん祖母ちゃんのところに行く」と言うので、大宮駅まで送りました。
私は心臓に持病があるので、人込みは苦手です。
駅の中に十数分いたら、早速具合が悪くなってしまいました。
このためすぐに外に出ました。
どこか見晴らしの良い喫茶店でお茶でも飲めば、少し落ち着くだろうと考えたからです。

しかし、レストラン街を見ているうちにさらに気分が悪くなり、長椅子に腰かけました。
「やはり駅はダメだ。この状態がもう少し悪くなったら、救急車を頼まないとな」
そう考えた1分後に、救急隊員が目の前に現れました。

スゴイ。埼玉県の救急隊は優秀だとは言え、まだ呼んでもいないのに来るなんて。
しかし、もちろんのことですが、私のために来たわけではなく、脇の通路に向かっています。
どうやら、高齢の男性が気分が悪くなったらしく、担架に乗せられていました。
たぶん、私の仲間ですね。

車で半日の移動はこなせるのに、「駅に15分」はキツいのです。
改札を入ったところで、早速グラグラします。気持ちの問題ではなく、実際に血圧も急上昇しています。
何だか不思議です。

少し良くなったので、外に出ました。
見上げると、「Dila大宮」の看板が見えます。
”DILA”はタガログ語で、ベロ(舌)の意味ですね。
「ベロ大宮かあ」
作った人の意図は”delight(喜び)”の略らしいですが、タガログ語スペイン語は似た単語がありますので、もしかするとスペイン語でもベロかもしれません。
後で調べときます。

”TITI”や”KIKI”はちょっと翻訳できない言葉ですが(下半身の単語)、ベロくらいなら大丈夫です。それほど奇異な感じはしません。

くだらないことを考えてたら、ようやく動けるようになりましたので、電車に乗って帰宅しました。