日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

(日高) 具合の悪い日の参拝 (118日目)

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朝から具合が悪く、ほとんど起きられないくらいでした。
しかし、これから1週間くらいは所用が重なり、参拝も出来ませんので、コマちゃんに会いに行くことにしました。
車移動なのと、神社がそれほど遠くない場所にあるので、何とかなります。

高麗神社に着くと、大型バスが停まっていました。
観光ルートにもなっているわけですね。

鳥居の近くに、オバサン2人が見えています。
2人ともしゃがんでいました。
「ああ。コマちゃんを撫でているのだな」
なら、邪魔をしないようにしないとね。

参拝をすませ、境内を散歩しますが、なかなか順番が来ません。
オバサンたちが立ってくれないのです。
参ったな。
15分は境内をうろうろしますが、宮司さんがこちらを見ていました。
「そりゃそうだよ。いかにも不審者だもの」
何か、トラブルが起きた時には、私が真っ先に疑われてしまいますね。
頻繁に、神社に来て、おそらくビデオにも映っています。
妙な巾着袋とか、ビニール袋を下げていたりします。
もちろん、これはコマちゃん用の猫缶ですよ。

オバサンたちが去り、ようやく私の順番です。
そこはコマちゃんは売れっ妓ですもの、致し方ありません。

コマちゃんのために猫缶を開ける際に、アルミ缶の蓋で指を切ってしまいました。
イテテテ。
こういう時に限って、茶色猫が寄って来て、ギャアスカ鳴きます。
思わず、「うるさい。静かにしろ。お前に用は無い」と口に出してしまいました。
コイツはコマちゃんがせっかく仲間に入れてあげたのに、その当のコマちゃんから餌を奪ったヤツです。
「こっちに来るな」
1度態度に出してしまうと、腹が据わります。
遠くの方に乾き物を放って、泣くのを止めさせます。
「この不味いもんでも食ってろ」
一応、食い物は上げてますが、ちょっと優しくすると、すぐに図に乗るタイプなので、人が見ていない時にはガツンと追い払うことにしました。
「働かざるもの食うべからずだ!」

コマちゃんの方はマグロ缶を食べ終わると、きちんと鳥居の前に座ります。
背中に手を伸ばした瞬間に、びくっと驚いていました。
まだ5時前で、コマちゃんの仕事はまだ終わりではないのです。
「スマンスマン」
ひとしきり、背中を撫でさせてもらい、神社を後にしました。

いずれ、神社の方にも、礼状をしたためて、コマちゃんに不利益が生じないようにしなくてはなりません。