日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

夢の話 第369夜 境内で

火曜の朝4時頃に観ていた夢です。

目を開くと、どこか長椅子に座っていた。
「ここはどこだろ」
回りを見回すと、神社化お寺の境内のようだ。

「ゴーン」「ゴーン」と鐘がなる。
ああ、ここはお寺なんだな。

場所が分かったのはよしとして、オレは一体何をしてるんだろ。
考える間もなく、お寺の裏から良い匂いが漂って来る。
もち米が蒸れる匂いだ。

「ここの裏には炊出し屋があって、オレはそこに赤飯を注文していたのだ」
なるほど。
それが出来上がるまでまだ間があるので、ここでこうやって待っていた、というわけだ。

ここで下を向く。
すると、オレが穿いていたのは袴だった。
「ありゃ」
慌てて、上衣を探ると、着物を着ていた。
着物を着て、袴を穿いていたのだ。

「何かこれから祝い事があり、その準備でここに来ていたのか」
オレはいったい幾つくらいなんだろうな。

何か動物の鳴く声が聞こえる。
山門の方に目を遣ると、そこには馬がいた。
その後ろには馬車だ。

少し冷静に考えよう。
隣にキセルが置いてあったので、小袋から煙草を取り出してそれに詰めた。
しかし、ライターが見当たらない。
袋を探ると、底に赤絵のマッチが入っていた。
煙草に火を点ける。
「ふう」

ありゃ。オレはタバコを止めてからもの何年も経っている。
こりゃ一体どういうわけだよ。

さらに回りを探ると、腰の後ろに新聞が置いてあった。
1枚ものの号外報だった。
折り畳んであったので、すぐに開いてみた。

その新聞には、「大勝利。清国との戦いが終わる」と書いてあった。

ここで覚醒。