日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

(日高・飯能) 猫のメンバー増える (135日目)

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金曜日に、買い物の帰りに高麗神社に参拝しました(135日目)。

茅の輪を潜ると、手水場に猫の姿が見えます。
「トラちゃん?十日ぶりくらいだな」
近寄って見ると、よく似ていますが、縞模様が足の先にしかありません。
「お前は誰?」
この神社には、近隣で飼われている猫が出入りしています。

トラちゃん。
トラちゃんに言い寄る茶白の通称「エロオヤジ」。
おそらくエロオヤジの血縁の子猫。
他にも1、2匹いるようですが、この猫は初めて。
まだ一度も見たことの無い猫です。

人懐こく、こちらに興味を示しますが、しかしその場を動きません。
ひとまず神殿に移動します。

ああ、居ました居ました。
トラちゃんは帽子台の上に乗り、寝そべっていました。
「トラちゃん。久々じゃんかあ。元気でいたか」
声を掛けますが、まったく反応がありません。
「どうしちゃったの」

参拝客がどんどん来ますので、後ろの人に場所を譲ります。
中庭でトラちゃんの様子を見ますが、そのままじっと参拝客を眺めていました。

「なるほど。働いているのか」
今は七夕で、お客さんが沢山来ます。
お客さんたちの相手をするため、決まった位置に座り、役目を果たしているのでした。
そう言えば、トラちゃんに声を掛けた時に、小さく「ニャア」と鳴いたのですが、「今日は忙しい」と言っているように聞こえました。

鳥居のすぐ内側にいたあの灰色の猫のほうは、急遽、動員されてあそこに立っているのでしょう。
戻ってみると、きちんと同じ場所に立って、参拝客を迎えていました。
たぶん、兄弟か何か、トラちゃんの血筋の猫です。

ここの猫は、本当に「誰かに命じられて役目を果たしている」という動き方です。
何度見ても不思議な感じがします。
トラちゃんが相手をしてくれないのは少し寂しいのですが、まあ、七夕が終わるまでは辛抱することにしました。